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生活相談員とは・主な仕事内容
福祉関係の施設などで入居の案内や入居後の様々な相談を受けるのが生活相談員。生活相談員は老人介護施設や高齢者福祉施設などの福祉関係の施設に、最低1名は配属しなければならない職務であり、生活相談員として配属される場合もあれば、介護福祉士などが兼任して行う場合もあります。また、生活相談員はその職務以外にヘルパーとしての職務と兼任する場合もあります。
生活相談員は、福祉施設への入居を検討されている利用者さんに施設に入所する際の施設案内や入居後の生活についての説明、入居時の手配や入居時のお金の管理などを行っています。利用者さんが施設に何を求め、またそのご家族の方が何を希望しているか、などのヒアリングを行い、施設利用について説明・案内などを行います。また、入居の際には、利用者一人一人の健康状態や介護状態などを把握し、施設内で行われるカンファレンスなどで情報提供などを行います。
入居後は、利用者とそのご家族の方から、施設内での生活についての相談事や介助についての意見などを元に施設内のサービス向上に向けた施設改善指導なども行います。また、生活相談員は、ヘルパーとして介助業務も同時に行う場合があったり、介護福祉士と兼任している場合があったり、施設の施設長として兼任している場合があったりと、施設によって仕事内容は様々でもあります。
生活指導員の働く業界
高齢者福祉施設、老人介護施設、障害者支援施設など福祉関係施設に勤務している事が殆どであり、雇用形態は、正社員、パート、契約社員と様々です。
・高齢者福祉施設
・老人介護施設
・障害者支援施設
・高齢者専用賃貸住宅
生活相談員になるには
生活相談員を目指すためには、福祉に関する知識が必要となるため、福祉専門の大学や専門の講座などを受講して、福祉に関する知識を身に付け、資格を取得して福祉関係施設への就職を目指すのが一般的です。
生活相談員の給料
・就業時間:180時間/月 ※就業場所によって異なる
・平均給与:18~20万円/月(初任給)
・男女比率:(男性)2:(女性)8
生活相談員に必要な資格・有利な資格・価値ある資格
生活相談員として働く際には、特に必要な資格はありませんが、厚生労働省が認定する介護福祉士や精神保健福祉士などの資格を取得していると就職に有利でしょう。
生活相談員への近道アドバイス
生活相談員になりたいなら、福祉に関する知識を身に付ける必要があるため、福祉に関する専門の大学や講座を受講して資格を取得するのが一番でしょう。
今、業界で人気の生活相談員資格ランキング
- 介護福祉士:厚生労働省
- 精神保健福祉士:厚生労働省
- 社会福祉主事専任資格:厚生労働省