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DCプランナー(企業年金総合プランナー)とは・主な仕事内容
年金制度に関する専門的な知識を持って、年金の普及・啓発をするのがDCプランナー(企業年金総合プランナー)。DCプランナーは、日本商工会議所と金融財政事情研究所が共催して行うDCプランナー(企業年金総合プランナー)認定試験に合格して、日本商工会議所に登録することで活動することができます。
DCプランナーの「DC」とは確定拠出年金制度のことであり、確定拠出年金制度は、決められた方法で運用し受け取り額が確定してしまっている従来の年金制度とは異なり、運用方法を加入者が自己責任において自由に指示できる年金制度となっており、運用次第では将来的に支給される年金の金額が増えたり、運用することで節税になったりする年金制度のことである為、確定拠出年金制度を効果的に運営していくには、専門的な知識が必要とされる場合があります。その為、DCプランナーは確定拠出年金制度の運用について、年金制度全般の運用について、などの専門的な知識とともに、投資やライフプランに関する知識までをも有しており、公共性を基本に年金制度の運営や管理について、投資家や企業に提案するのがDCプランナーの仕事です。また、年金への加入や啓発活動も行っています。
DCプランナー(企業年金総合プランナー)の働く業界
銀行、証券会社、保険会社、一般企業の人事課などに勤務しておりますが、DCプランナーとして勤務しているのではなく、他業務と併用してDCプランナー業務をされている場合が多いです。
・銀行
・証券会社
・保険会社
・一般企業
DCプランナー(企業年金総合プランナー)になるには
DCプランナー(企業年金総合プランナー)を目指す為には、年金に関する知識や運用について専門的な知識を身に付ける必要があり、専門の講座などを受講してDCプランナー資格を取得して、銀行や証券会社などに就職するのが一般的です。
DCプランナー(企業年金総合プランナー)の給料
・就業時間:160時間/月 ※就業場所によって異なる
・平均給与:20~22万円/月(初任給)
・男女比率:(男性)7:(女性)3
DCプランナー(企業年金総合プランナー)に必要な資格・有利な資格・価値ある資格
DCプランナー(企業年金総合プランナー)として働く為には、日本商工会議所が認定するDCプランナー(企業年金総合プランナー)資格を取得して日本商工会議所に登録する必要があります。また日本FP協会が認定するフィナンシャルプランナー技能検定などを取得していると就職には有利でしょう。
DCプランナー(企業年金総合プランナー)への近道アドバイス
DCプランナー(企業年金総合プランナー)になりたいなら、DCプランナーに関する専門の講座などを受講して資格を取得するのが一番でしょう。
今、業界で人気のDCプランナー(企業年金総合プランナー)資格ランキング
- DCプランナー2級:日本商工会議所
- DCプランナー1級:日本商工会議所
- フィナンシャルプランナー技能検定:日本FP協会