トレーダー

2023年9月29日

トレーダーとは・主な仕事内容

投資家とディーラーとの仲介役として証券・債券・為替などの売買をしたり、実際に自身にて売買取引を行うのがトレーダー。一口にトレーダーと言っても、様々な業務にトレーダーという言葉が使われており、証券会社や銀行などに於いて、株価や債券の動向を把握しながら有望な情報やアドバイスを投資家に提供して、投資家と実際に取引を行うディーラーとの架け橋的な役割をする場合、投資家の依頼や指示に応じて自分自身で取引を行いディーラーと同じ役割をしている場合、自己資金を元手に株式や為替の取引を行っているデイトレーダーなどがあります。ディーラーは投資モデルに基づいて、長期的に市場の動向や関連する様々な情報を基に株価や為替市場を見極めて取引をするのに対し、トレーダーは絶え間なく動く株価や為替の市場を常に注視するとともに、膨大な情報の中から予測し、売り時・買い時の見極めを行うなど、短期的な株価や為替市場の変動を見極めて取引を行っていると言えます。特にデイトレーダーが行う取引は、一瞬一瞬の動向に応じて取引をしており、一日に何十回と取引を行っています。トレーダーが行う取引は、時に数十億・数百億円という規模で流動する事もある為、大きな責任があると言え、また短期的な取引が多いことから、瞬間の判断力や決断力などが求められる仕事と言えます。