日本デザインプランナー協会は、デザイン分野の技術で、一定基準を超えるスキルを持つと評価された人に、資格を与える機関です。 資格を与えることで、技術と資格者と社会的地位の向上を目指し、技術を採用するクライアントにも、第三者的な評価基準を与えることを目的としています。 日本デザインプランナー協会で受験できる資格認定試験は、２０種類以上あります。 インテリアデザイン、ホームページデザイン、ＣＡＤデザインのように、一般的に知られているメジャーなものから、スウィーツデコデザイン、ニードルフェルトデザイン、レジンアートデザインのように、趣味の範囲から副業まで目指せる、時代のニーズに合わせた新しい資格認定試験もあります。 ここでは「実践建築模型認定試験®」を話題に取り上げてみたいと思います。

実践建築模型認定試験®とは？

日本デザインプランナー協会で提供されている実践建築模型認定試験®には、１級と２級があります。 試験で問われるのは、設計者の意図をわかりやすく表現するための建築模型の知識と製作技術・技能です。この試験は、筆記試験です。 認定試験で、７０パーセント以上の評価が得られれば合格です。 では、認定試験への試験対策は、どのようにすればいいのでしょうか？ 建築模型の基礎がすでに身についており、建築模型を普段から製作している人は、独学して受験しても良いでしょう。 しかし、これから建築模型を学ぼうとしている初心者には、日本デザインプランナー協会の認定校で、認定試験に備えたコースを学ぶのが確実でしょう。 認定校のコースには、ＳＡＲＡスクールの「模型・基本コース」と、諒設計アーキテクトラーニングの「建築模型・住宅模型デザインコース・2級取得コース」があります。 このコースは、日本インストラクター技術協会主催の「建築模型技工士インストラクター®」の資格認定試験にも対応しています。 希望者には、試験免除で資格が取れる、特別なコースも用意されています。 どちらの学校も、割安な通信教育制で、自分のペースで学べます。 テキストの内容がわかりやすいので、初心者からプロのレベルまで学べます。 また、メールで何度でも専門スタッフに質問できる体制を整えており、満足度の高いスクールとして知られています。

実践建築模型認定試験®を受けるには？

日本デザインプランナー協会の実践建築模型認定試験®は、ネット環境さえあれば自宅からでも受けられます。 認定試験は２か月ごとに実施されていますので、気軽に挑戦できるでしょう。 受験の申込みは、受験申込期間中に協会ホームページから申込みをしてください（https://www.designshikaku.net/test/mokei/mou/）。 実践建築模型認定試験®には、受験資格は特に必要ありません。 受験料は10,000円(消費税込み)です。申込みをすると解答用紙が送られてきますので、試験期間中にネットで試験を受けて、答案提出期限までに解答用紙を返却してください。 その他、試験概要や試験実施日程などは、こちらから確認してください（https://www.designshikaku.net/test/mokei/）。

実践建築模型認定試験®・まとめ

建築模型は、在宅ワークの中でも特に人気の高いようで、一戸建て住宅の模型なら３万円から６万円、ビルやマンションなどの大型建築だと８万から１０万円の報酬が受けられるようです。 副業から本業まで目指せる建築模型の資格は、物作りが好きな人、建築物に興味のある人におすすめです。 すでに建築模型の製作をしている人が、スキルアップのためにこの資格を取得したケースもあるようです。 資格取得後は、自宅やカルチャースクールなどで講師としても活躍できるでしょう。