社会保険労務士

目次
社会保険労務士とは・主な仕事内容
企業が従業員を雇用する際に必要な手続きや書類の作成等を一手に引き受けるのが国家資格を取得した社会保険労務士。社会保険労務士には、大きく分けて3つの仕事があり、一つ目が健康保険・雇用保険・労災保険などへの手続き業務、二つ目が労働者名簿、賃金台帳、就業規則などの作成業務、三つ目が人員配置、資金調達、企業内教育などのコンサルティング業務となります。
企業が従業員を雇用する際には、法令によって様々な規則が定められており、労働基準法や保険法に基づいた書類の作成や手続きが必要とされています。例えば、会社に入社する際に健康保険・雇用保険・年金保険などの加入手続きや退職時の脱退手続き、怪我をした時の労災保険の手続きなどを会社の代行として専門に行うのが社会保険労務士の仕事となります。特に数百人、数千人も従業員がいる企業などでは、入社・退社時の手続きだけでも膨大な仕事量となり、さらには、雇用・保険・税金に関する法令は毎年変更が行われるなど、専門の知識が必要不可欠であることから、企業の多くが社会保険労務士事務所などにすべて委託しているのが現状です。
また、社会保険労務士は担当している企業が、法令に基づいて従業員が就業しているかどうか、安全面・衛生面などの管理業務も社会保険労務士の重要な役割として行っております。
社会保険労務士の働く業界
一般企業(人事・労務)、社会保険労務士事務所、派遣会社などで多く募集がされており、資格取得後に独立開業される方も多く存在します。
- 一般企業(人事・労務)
- 社会保険労務士事務所
- 派遣会社
- 独立開業
社会保険労務士になるには
社会保険労務士を目指すためには、労務関係に関する知識が必要とされる為、実務経験を積みながら、専門の学校や講座を受講して社会保険労務士資格を取得するのが一般的です。
社会保険労務士の給料
- 就業時間:160時間/月 ※就業場所によって異なる
- 平均給与:28~30万円/月(初任給)
- 男女比率:(男性)6:(女性)4
社会保険労務士に必要な資格・有利な資格・価値ある資格
社会保険労務士として働く際には、厚生労働省が認定する社会保険労務士資格を取得する必要があり、資格取得後に社会保険労務士名簿に登録する事で社会保険労務士として仕事をする事が出来ます。
社会保険労務士への近道アドバイス
社会保険労務士になりたいなら、大学や専門機関にて知識を身に付けて社会保険労務士資格を取得するのが一番でしょう。
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- 社会保険労務士:厚生労働省