カリグラフィー資格で実用的なスキルを身につけよう!おすすめの資格や通信講座を紹介!

カリグラフィー資格で実用的なスキルを身につけよう!おすすめの資格や通信講座を紹介!

思いを込めて書く文字は、書かれた言葉以上にその愛情やぬくもりを感じるものです。

文字を美しく表現する方法の「カリグラフィー」は、古代ヨーロッパから伝わり、国内外問わずさまざまな場所で使用されている文字装飾です。

カリグラフィーは「西洋の書道」とも言われていて、実用的なスキルとして人気を集めています。

カリグラフィーに関する資格にはどのようなものがあるのでしょうか。

資格取得におすすめの通信講座も紹介していきます。

カリグラフィーとは?

カリグラフィーは「手書きの温かみや文字をより素敵に魅せてくれる実用的なツール」として、筆記する機会が減っている昨今に注目されているスキルです。

古代ヨーロッパ発祥とされる「カリグラフィー」は、文字を美しく表現するための方法として、昔から多くのシーンで用いられてきました。

文字を美しく表現するために独特なタッチで描くカリグラフィーは、芸術的な要素もあり、文字をより素敵な物へと変えてくれます。

カリグラフィーは普段から私達の生活に馴染んでおり、誕生日ボードやウェディングボード、レストランのメニューなど、あらゆる場面に使われている飾り文字です。

カリグラフィーのマスターによって、文字を美しく表現するだけでなく、アートのような文字を楽しめるようになります。

カリグラフィー資格の必要性と学習方法

美しいカリグラフィーの文字を描くには、書き方をしっかりマスターする必要があります。

カリグラフィーの基礎を習得したかどうかは、書き方そのものに表れます。

基礎を習得しなければ、美しいカリグラフィーの文字や数種類のフォントを使いこなした表現はできません。

カリグラフィーの学習方法には、独学やスクーリング、通信講座の利用などがあります。

カリグラフィーの書き方やフォントを説明した書籍などは多く出版されており、独学でも学べます。

独学の場合は書籍代のみで学習できるため費用を抑えられるメリットがあり、趣味として始めたい方やどんなものか挑戦してみたい方などに良いでしょう。

しかし、資格試験の受験を目標としたり、資格に特化した学習を望む場合には、独学では学習の効率化という面でデメリットが生じます。

他には専門のスクールに通いカリグラフィーを学ぶ方法は、プロの講師の元で直接指導を受けられるので、スキル取得には最適です。

このような通学スタイルは指定講座の受講を必須としていることが多く、今の生活スタイルを維持しながら学習をしたい方や、スキマ時間で学習を進めたい方には不向きです。

「時間に囚われることなく資格学習をしたい」「資格取得を効率よく実現したい」「短期間で資格を得たい」といった人におすすめの学習方法は、通信講座です。

通信講座は資格取得に必要なカリキュラムが組まれているので、学習を効率的に進められ、カリグラフィーの学習で必要な道具も一度に揃うメリットがあります。

自分のペースで学習をしたい方や生活スタイルを維持したまま資格取得を目指している方などは、通信講座での学びが最適でしょう。

カリグラフィー職人の仕事内容・主な勤務場所・年収

カリグラフィー職人として活躍できる場所は、どんな場所なのでしょうか。

ブライダル関係

文字を美しく魅せてくれるカリグラフィーは、結婚式や華やかなパーティーなど、特別な場所に用いるご案内状等のペーパーアイテムに重宝されるスキルです。

また、カリグラフィーで書かれたウェルカムボードも、大変喜ばれるアイテムでしょう。

海外では、カリグラフィーを使った招待状は非常にポピュラーです。

ブライダル関係の方は、カリグラフィーはスキルアップのひとつとなります。

ウェディングプランナーなどとして仕事に従事している場合、平均年収は280万円〜400万円前後です。

アート・デザイナー活動

お店やロゴのデザインや表記なども、カリグラフィーの手法は多くの場所で利用できます。

おしゃれなロゴや既存のフォントなどではできないオリジナリティ溢れるものを作りたい場合に、カリグラフィーの知識やスキルは大いに役立ちます。

デザイナーにはさまざまなジャンルがありますが、カリグラファーの知識が活かせるグラフィックデザイナーなどの場合、平均年収は410万円前後が平均です。

美しい線や文字の曲線を活かし、イラストや絵と組み合わせてアートやデザインに組み込んでいけるのもカリグラフィーの特徴です。

カリグラフィーのフォントを、イラストや絵の雰囲気に合わせて変えるだけでイメージにも変化が現れ、いろいろなアートやデザインに活かせるでしょう。

講師

カリグラフィーは趣味として学びたい方の需要も多く、地域施設や自宅の一室をスクールにするなどで活動が可能です。

カリグラフィーの資格と知識は、教える立場の講師としての活動に役立ちます。

講師活動を主軸として活動している人もいる一方で、副業で講師活動している方もいます。

単発で開催される講座も人気がありますし、定期開催であれば一定の収入も見込めるでしょう。

講座の開講方法などにもよりますが、カルチャースクール講師の平均年収は、450万円前後が相場です。

フリマサイトなどでのオーダー品作成作家

スキルや技術を販売できるサイトやSNSを介して、オリジナル品やオーダー品の作成を請け負う作家活動をしている方も多くいます。

カリグラフィーの技術は、誕生日ボードやウエディングボード、命名ボードなどの特別な物を作りたいといったニーズに答えられます。

ハンドメイドの世界では月5万円の売り上げで「売れっ子作家」となる厳しい世界でもあります。

受注方法や販売方法次第で、年収は大きく左右するでしょう。

個人取引ですので、顧客の満足度や口コミが人気に繋がり、自信ややりがいを感じられる仕事です。

カリグラフィー職人としてのやりがい

カリグラフィーをしていて、やりがいを感じる場面で多いのは「喜んでもらえる瞬間」です。

ウェディングやパーティーなど、華やかな場所や記念になる日などで目にすることの多いカリグラフィーならではの特徴でしょう。

また、普段の手書き文字をカリグラフィーにするだけで、プレゼントやメッセージカードを華やかに彩れるので、より一層喜ばれます。

このように、自分自身で書くことのできるスキルとしての実用性と、直接的に喜ばれることなどがやりがいに繋がります。 

カリグラフィーの代表的な資格 

カリグラフィーに関する資格はいくつかありますが、その中でも代表的な資格をご紹介します。 

カリグラフィーデザイナー

日本デザインプランナー協会(JDP)が認定している資格です。

カリグラフィーの基礎知識はもちろん、書き方や使用する道具、カリグラフィーを書くための専門用語などの知識が証明されます。

飾り文字インストラクター

日本インストラクター技術協会(JIA)が認定している資格です。

カリグラフィーで使うフォントの種類や、書き方はもちろん、上達するためのコツや練習方法などカリグラフィーに関する一通りの知識が証明されます。

資格取得後は、スクール講師として活動できます。

カリグラフィー検定(スクール認定講師)

日本カリグラフスクール(JCS)が認定している資格です。

日本におけるカリグラファーの普及に尽力したスクールなので、カリグラフィー専門スクールの中でもトップクラスの規模を有しています。

カリグラファーの幅広いニーズに対応できるよう、多数の講座があり、資格取得には指定口座の受講が必要です。

ジュニアスクリティエ/スクリティエ

一般社団法人日本モダンカリグラフィー協会(JMCA)が認定している資格です。

モダンカリグラフィーを主軸にしている資格で、認定協会が開催しているコースの受講が必要です。

資格取得後は、認定団体から依頼される仕事や、講師活動などができるようになります。

カリグラフィー職人になるためにおすすめの資格

カリグラフィーの文字を書くための資格は、絶対条件ではありません。

しかし、カリグラフィーを書くためのテクニックが必要であることや、フォントごとの特徴や書体を理解している必要があります。

また、カリグラフィーを美しく書くために使う専用の道具などもあるので、それらもしっかり理解していたほうが良いでしょう。

カリグラフィーのスキルや知識、そして資格があることは、カリグラフィーが役立つ仕事や講師活動において有利に働く場合も多く、就職などに有利に働くこともあります。

趣味でカリグラフィーを学びたい方でも、学んだ成果を資格で形にできることで学習意欲が向上します。

その上でおすすめの資格は、「飾り文字インストラクター」と「カリグラフィーデザイナー」の資格です。

飾り文字インストラクター

カリグラフィーのフォントや書き方や使うフォントごとの特徴など、カリグラフィーの基本知識が証明される資格です。

資格取得後は、飾り文字インストラクターとして講師活動が可能です。

カリグラフィーの基礎を網羅しているので、初めて学ぶ方にもおすすめの資格となっています。

受験料10.000円(税込)
受験方法在宅受験
合格基準70%以上
申込方法インターネット

試験日程は、以下の通りです。

資格検定試験2ヶ月に1回開催(2/4/6/8/10/12月)
申込期間該当月の1ヶ月前の初日から末日まで
例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで
試験期間該当月の20日から25日の6日間
答案提出期限該当月の30日必着(2月のみ28日)
合格発表翌々月の10日

認定試験は2ヶ月に1回の頻度で行われているので、すでに知識を持っている方であれば、自身のタイミングで資格試験に臨めます。

また、資格試験の頻度も高いので、取得に向けた学習計画も立てやすいでしょう。

飾り文字インストラクター

カリグラフィーデザイナー

カリグラフィーを書くための基本知識はもちろん、カリグラフィーの歴史からカリグラフィーを使ったアート作品についてなど、カリグラフィーの幅広い知識が証明されます。

資格取得後は、カリグラフィーデザイナーとしてカルチャースクールなどでの講師活動にも活かせる資格になっています。

カリグラフィーを初めて学ぶ方にもおすすめの資格です。

受験料10,000円(税込)
受験方法在宅受験
合格基準70%以上
申込方法インターネット

試験の申し込み方法は以下になります。

資格検定試験2ヶ月に1回開催(2/4/6/8/10/12月)
申込期間該当月の1ヶ月前の初日から末日まで
例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで
試験期間該当月の20日から25日の6日間
答案提出期限該当月の30日必着(2月のみ28日)
合格発表翌々月の10日

2ヶ月に1回の頻度で資格試験が行われているので、知識がある方はすぐに試験に挑戦できます。

また、忙しい方でも試験に向けての学習スケジュールが組みやすいでしょう。

カリグラフィーデザイナー

資格取得におすすめの資格講座

資格取得におすすめの通信講座は2つあります。

  • 諒設計アーキテクト「カリグラフィーデザイナーW資格取得講座」
  • SARAスクールジャパン「カリグラフィー資格取得講座」

2つの通信講座は協会認定の講座で、資格取得にむけたカリキュラムが組まれており、効率的な学習が可能です。

また、初めて学習する人にも分かりやすい内容で、知識だけでなくスキルも身につけられるようになっているため、資格取得を最短で実現可能にしてくれるでしょう。

認定講座では「飾り文字インストラクター」の資格だけでなく「カリグラフィーインストラクター」の資格にも対応しているので、一度の学習で2資格分の学習ができるのもおすすめです。

カリグラフィーデザイナーW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングの「カリグラフィーデザイナーW資格取得講座」は、カリグラフィーに関する必要な基礎知識を一通りマスターできるおすすめの資格取得講座です。

カリグラフィーのプロが監修した教材を用意しており、1日30分程度の学習から始められます。

受講中は無制限で専属のスタッフへ質問ができるため、初心者の方でも安心して学びながら、学習ペースなどのアドバイスも受けられます。

基本講座は初期費用を抑えたいという方におすすめです。

対象となる資格飾り文字インストラクター
カリグラフィーデザイナー
受講料59,800円
分割3,300円の20回払(初回4,276円)
受講期間6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数5回

基本講座は試験対策コースとして、2つの資格試験に対応したカリキュラムで学習可能です。

試験が免除になるスペシャル講座は、基本講座に卒業課題が付属しています。

対象となる資格飾り文字インストラクター
カリグラフィーデザイナー
受講料79,800円
分割3,800円の24回払(初回3,891円)
受講期間6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数5回+卒業課題1回

卒業課題を提出してクリアすると、2資格を試験免除で取得できるのがスペシャル講座の特徴です。

すぐに資格を取得したい方や受験に対する不安がある方は、スペシャル講座の受講で確実な資格取得を目指せます。

カリグラフィーデザイナーW資格取得講座

カリグラフィー資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンのルーン占い資格取得講座は、「飾り文字インストラクター」と「カリグラフィーデザイナー」が対象です。

完全オリジナル教材を使ってカリグラフィーの基礎をしっかり習得できます。

基本コースの内容は以下の通りです。

対象となる資格飾り文字インストラクター
カリグラフィーデザイナー
受講料59,800円
受講期間6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数5回

初期費用をなるべく抑えたい人は基本コースを受講し、講座修了後に自分のタイミングで資格試験に挑む方法がおすすめです。

基本コースは、試験は別途申し込む必要があり、受験料もそれぞれ必要になります。

プラチナコースは卒業課題の提出とクリアが基本コースにプラスされ、試験免除で資格取得できます。

対象となる資格飾り文字インストラクター
カリグラフィーデザイナー
受講料79,800円
受講期間6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数5回+卒業課題1回

プラチナコースは、卒業課題のクリアで資格を取得できます。

初期費用は基本コースに比べて高くなりますが、受験する必要がないため、最短2ヵ月で2つの資格を取得できるメリットがあります。

試験にプレッシャーを感じてしまう人などにもおすすめのコースです。

カリグラフィー資格取得講座

カリグラフィー資格を取得して、喜ばれる美文字を手に入れよう!

カリグラフィー資格は、手書き文字を美しくみせる方法として実用的なスキルになります。

特別な場所や喜ばれるシーンにカリグラフィーの出番は多く、一度マスターすればさまざまな場所でカリグラフィーのスキルは活かせるようになります。

文字だけでなく、アートやデザインにも活かせるので活躍の幅も広がるでしょう。

上記で紹介した通信講座の資料請求は無料です。

趣味としても仕事としても通用するカリグラフィー資格を、ぜひ取得してみてはいかがでしょうか?