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宅地建物取引主任者

目次
宅地建物取引主任者とは・主な仕事内容
不動産物件の取引(契約)時に重要事項の説明などを行うのが宅地建物取引主任者。国土交通省が認定する宅地建物取引主任者資格を有した者となります。
不動産の取引(売買・賃貸)をする際には様々な法律が複雑に関与している事から、取引に関するトラブルを防ぐために、取引に関する重要事項の説明・確認を行った上で、契約書を締結しなければなりません。
宅地建物取引主任者は、不動産契約締結前に不動産取引業者の相手方に対し、物件と契約内容について重要事項説明書を交付して重要事項を説明する説明責任がり、説明の後に理解が得られたら説明責任者として記名・押印をしなければなりません。また、契約内容についても説明責任があり、重要事項説明書と同様に説明責任として契約書に記名・押印する事が義務付けられております。これら一連の業務を行う事が出来るのが宅地建物取引主任者であり、宅地建物取引主任者の独占業務であります。
宅地建物取引主任者は、不動産売買や賃貸などの取引に対して、仲介業務の責任者としての役割を担っており、さらには契約に関する責任も担っている事から、不動産取引に関する法律に深い知識が必要とされ、責任は重く重要な役割と言えます。
不動産仲介業の場合、一事業所に一名以上の在籍が義務付けられている為、今後も需要が高い職業と言えるでしょう。
宅地建物取引主任者の働く業界
不動産仲介業、不動産販売業、建設業界などで多くの募集がされており、資格取得後に独立して仲介業を行う方も多く存在します。
- 不動産仲介業
- 不動産販売業
- 建設業
- 独立開業
宅地建物取引主任者になるには
宅地建物取引主任者を目指す為には、宅地建物の取引に関する法律や知識を身に付けるために専門の学校や講座を受講して、資格を取得し不動産仲介業や不動産販売業などの企業に就職するのが一般的です。
宅地建物取引主任者の給料
- 就業時間:180時間/月 ※就業場所によって異なる
- 平均給与:24~26万円/月 (初任給)
- 男女比率:(男性)7:(女性)3
宅地建物取引主任者に必要な資格・有利な資格・価値ある資格
宅地建物取引主任者として働く際には、国土交通省が認定する宅地建物取引主任者資格を取得する必要があります。また日本レジデンシャル・セールスプランナーズ協会の不動産仲介士などの資格を取得していると就職に有利でしょう。
宅地建物取引主任者への近道アドバイス
宅地建物取引主任者になりたいなら、宅地建物の取引に関する法律や知識を身に付けて宅地建物取引主任者資格を取得するのが一番でしょう。