ピラティスを教えるのに資格は必要?必要性と通信講座を徹底解説

ピラティスを教えるのに資格は必要?必要性と通信講座を徹底解説

ピラティスは昨今人気のエクササイズです。

ピラティスに興味を持って深く理解し、すばらしさを伝えたい方も多いのではないでしょうか。

今回はピラティスを教えるのに資格は必要なのか、資格取得のためにおすすめの通信講座を徹底解説します。

ピラティスを教える仕事をしたい方やピラティスに興味を持った方は、ぜひ参考にしてみてください。

ピラティスとは?

ピラティスとはドイツ人ジョセフ・ハベルタス・ピラティスが、第一次世界大戦下のヨーロッパで身体機能を高める目的で考案したエクササイズです。

考案者自身が病弱だったため、改善するためにスポーツなどのさまざまなエクササイズを研究して開発されたのがピラティスの始まりといわれています。

考案者はその後渡米し、ニューヨークにピラティスのスタジオを初めて開業します。

リハビリに限らず、健康的な身体づくりを目指したピラティスを発展させてきました。

またよく間違われるエクササイズに、ヨガがあります。

ヨガとピラティスの違いは実践する目的です。

ヨガは瞑想やポーズを通じた心の安定が目的で、ピラティスは身体を鍛えるのが目的となります。

そしてヨガは腹式呼吸を主に使いますが、ピラティスは胸式呼吸を使います。

ピラティスの資格の必要性と学習方法

ピラティスの資格の必要性と学習方法

ピラティスには、国家資格のように絶対に持っていなければならない資格はありません。

ピラティスの知識や経験があれば、無資格でもピラティスを教えられます

しかし資格はピラティスそのものの知識や経験を表せるため、あって損はありません。

またフィットネススタジオに就職する際にピラティスの資格があれば、資格がない人よりも優位になるでしょう。

ピラティスの資格を取得する方法は、スクールに通う方法と通信講座を利用する方法があります。

スクールでは直接プロの先生からピラティスの知識やポーズなどを学習可能ですが、決まった日にちに通わなければいけません。

一方通信講座では自宅にいながら、ピラティスの知識やポーズなどをいつでも学習できます。

ピラティスインストラクターの仕事内容・主な勤務場所・年収

ピラティスインストラクターの仕事内容・主な勤務場所・年収

ピラティスインストラクターはジムやフィットネススタジオはもちろん、自宅などでフリーランスのインストラクターとしても活躍できるでしょう。

ピラティスインストラクターの仕事内容や主な勤務場所、年収について解説します。

ピラティスインストラクターの仕事内容や年収は勤務場所で違いがあるので、勤務場所別に紹介します。

フィットネススタジオのピラティスインストラクター

フィットネススタジオで働くピラティスインストラクターの仕事内容は、主に自分が受け持つクラスでのピラティスレッスンです。

正確にそして安全に指導するのはもちろん、人それぞれの身体に合わせたピラティスを指導するのが仕事です。

またピラティスのレッスンだけではなく、スタジオの清掃や事務作業なども仕事のうちになります。

年収は、正社員の場合で300万円前後といわれています。

ピラティススクールのピラティスインストラクター

仕事内容は、先ほどと同様にピラティススクールの生徒にピラティスを指導します。

フィットネススタジオやジムのピラティスインストラクターと違う点は、ピラティスインストラクターになる人材を教育する点です。

ピラティスインストラクターを育てるので、ピラティスのポーズだけではなく、ピラティスについての知識も教えなければなりません。

年収は施設によりますが、フィットネススタジオなどで働くピラティスインストラクターと同様300万円前後です。

フリーランスで活動するピラティスインストラクター

フリーランスのピラティスインストラクターも、フィットネススタジオに就職して働くピラティスインストラクターと同様に、ピラティスの指導が主な仕事です。

ピラティスは誰でも簡単にできるエクササイズなので、ジムやフィットネススタジオの他にも高齢者施設などの需要もあます。

なお自宅でスタジオを経営しているなどフリーランスで働くピラティスインストラクターは、生徒を募集するなど営業活動も必要になります。

年収は、自宅でスタジオを経営する場合など働き方によっては、1,000万円以上は目指せるといわれています。

ピラティスインストラクターとしてのやりがい

ピラティスインストラクターは、ピラティスを指導した生徒にピラティスを好きになってもらえればやりがいを感じるのではないでしょうか。

またピラティスを指導した生徒から、「姿勢がよくなった」などと感謝されるのも励みになります。

ピラティスを習う前よりも表情が明るくなるなど身体的にも精神的にも良い方向に変わる姿を見れば、モチベーションが上がるでしょう。

ピラティスの代表的な資格

ピラティスの代表的な資格

ピラティスの知識を習得するには、ピラティスの資格取得がおすすめです。

ピラティスの代表的な資格は、次のようなものがあります。

  • IBMA認定ピラティスインストラクター
  • basi pilates
  • ピラティスインストラクター

IBMA認定ピラティスインストラクター

IBMA認定ピラティスインストラクターは、国際ボディメンテナンス協会が運営する資格になります。

ピラティスのポーズなど実践的な知識だけではなく、ピラティスの理論などより専門的な知識の習得ができます。

1〜3級とレベル分けされていて、ピラティスインストラクター資格ですが美容などのボディメンテナンスに特化した内容です。

ピラティスだけでなく、ヨガやジムのトレーナーにも応用がきく内容になります。

ピラティスを深く学習したい方や、ピラティスだけではなく美容やボディケアについても学習し、インストラクターに活かしたい方におすすめの資格です。

basi pilates

basi pilatesは、アメリカのbasi pilatesが主催するピラティス資格になります。

資格の内容は、マシンピラティスとマットピラティスのコースに分かれていて、30年の実績があります。

basi pilatesは、ピラティス資格の中でも質が高いといわれていて、世界40か国以上に広まるピラティス資格です。

日本でも東京や仙台など、24の地域で資格取得ができます。

ピラティスを1から学習したい、ピラティスインストラクターとして海外で活躍したい方におすすめです。

ピラティスインストラクター

ピラティスインストラクターは、日本インストラクター技術協会が主催する認定資格です。

ピラティスのポーズなどエクササイズについてや、ピラティスの基本的な知識を持っている人に認められます。

ピラティスのポーズや呼吸法はもちろん、ピラティスと身体との関係、エクササイズの種類やその後のストレッチなどを実践できるかも求められる資格です。

ピラティスインストラクターになりたいけれど、どの資格を取れば良いのか迷っている方におすすめします。

ピラティスインストラクターになるためにおすすめの資格

ピラティスインストラクターになるためにおすすめの資格

ピラティスインストラクターになるには資格は必要ではありませんが、資格を持っていればピラティスの知識やスキルの証明が可能です。

ピラティスのポーズなどエクササイズのピラティスだけでなく、ピラティスがどう身体に影響するかといったピラティスの基本的な知識も問われます。

ピラティスインストラクターになるための、おすすめの資格を紹介します。

  • ピラティスセラピスト
  • ピラティスインストラクター

ピラティスセラピスト

ピラティスインストラクターにおすすめのピラティス資格1つ目は、ピラティスセラピストです。

ピラティスセラピストは、日本メディカル心理セラピー協会が運営する認定資格になります。

ピラティスは、身体の不調などを治す効果の高いエクササイズです。

ピラティスをセラピーとしてとり入れ、人それぞれの体調に合わせて指導できる人に認められます。

ピラティスセラピストは、日本メディカル心理セラピー協会の認定試験に合格するか、通信講座を受講するかの2通りの方法で取得可能です。

まず、ピラティスセラピスト資格の認定試験をご紹介します。

受験料10,000円(税込)
受験方法自宅で解答用紙を提出
合格基準70%以上の評価
申込方法試験を主催する協会の公式サイトから申込

認定試験は、主催する協会の公式サイトから申し込み可能です。

受験は自宅で解答用紙に記入し、郵送で提出します。

70%以上の評価で合格です。

試験日程は、以下の通りとなります。

資格検定試験2ヵ月に1回の開催
(2,4,6,8,10,12月)
申込期間試験前月の1ヵ月前
例:2月20日~25日受験の場合、申込期間は1月1日~31日
試験期間受験該当月の20~25日
答案提出期限受験した月の30日まで(2月は28日)
合格発表受験翌月の20日

ピラティスセラピストの認定試験は、2ヵ月に1回偶数月に行われます。

試験は年6回行われ、試験期間は該当月の20日〜25日です。

受験月の30日まで(2月は28日)に解答を記入し郵送で提出するので、余裕を持って受験できます。

ピラティスセラピスト

ピラティスインストラクター

ピラティスインストラクターにおすすめの資格2つ目は、ピラティスインストラクター資格になります。

ピラティスインストラクター資格は、ピラティスのエクササイズについての基本的な知識を持っている人に認められる資格です。

またピラティスの効果をよく理解し、曲げ伸ばしや肩や手足の運動ピラティスの基本的な動きを理解している人に認められます。

ピラティスインストラクター資格は、日本インストラクター技術協会の認定試験です。

ピラティスインストラクター資格の認定試験を紹介します。

受験料10,000円(税込)
受験方法自宅で解答用紙を提出
合格基準70%以上の評価
申込方法試験を主催する協会の公式サイトから申込

受験の申し込みは、試験を主催する協会の公式サイトから可能です。

試験は、自宅で実施して解答用紙を郵送で提出します。

70%以上の評価で合格です。

また試験日程は、次の通りとなります。

資格検定試験2ヵ月に1回の開催
(2,4,6,8,10,12月)
申込期間試験前月の1ヵ月前
例:2月20日~25日受験の場合、申込期間は1月1日~31日
試験期間受験該当月の20~25日
答案提出期限受験した月の30日まで
(2月は28日)
合格発表受験翌月の20日

試験は2ヵ月に1度、偶数月に行われます。

試験期間は受験該当月の20日〜25日で、受験月の30日、2月は28日までに解答用紙を提出します。

試験が1日だけではないので、スケジュール調整も可能です。

ピラティスインストラクター

資格取得におすすめの通信講座

資格取得におすすめの通信講座

 ここからは、資格取得におすすめの通信講座を紹介します。

通信講座は、ピラティスセラピストとピラティスインストラクターそれぞれの資格取得を目指せる講座です。

おすすめの通信講座は次の2つになります。

  • 諒設計アーキテクトラーニングのピラティスセラピストW資格取得講座
  • SARAスクールジャパンのピラティス資格取得講座

ピラティスセラピストW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングのピラティスセラピストW資格取得講座は、ピラティスセラピストとピラティスインストラクターの取得を目指せる通信講座です。

最短2ヵ月で受験、または資格の取得が可能で両方の資格を早く取得したい方におすすめします。

また最長で6ヵ月まで講座を受けられるので、自分のスケジュールと相談しながら受講可能です。

ピラティスセラピストW資格取得講座には、基本講座とスペシャル講座の2つのコースがあります。

まず、基本講座を紹介します。

対象となる資格ピラティスセラピスト
ピラティスインストラクター
受講料59,800円
分割払い3,300円×20回(初回4,276円)
受講期間6ヵ月
(最短2ヵ月)
添削回数5回

基本講座は講座を受講して、ピラティスセラピスト資格とピラティスインストラクター資格の認定試験を受験し、資格取得を目指す講座です。

基本講座もスペシャル講座も、テキストや問題集はプロの監修が入っているので、効率的な学習ができます。

次に、スペシャル講座を紹介します。

対象となる資格ピラティスセラピスト
ピラティスインストラクター
受講料79,800円
分割払い3,800円×24回(初回3,891円)
受講期間6ヵ月
(最短2ヵ月)
添削回数5回+卒業課題1回

スペシャル講座では、講座受講後にピラティスセラピスト資格とピラティスインストラクター資格を取得できる講座です。

卒業課題を提出すれば両方の資格を得られるので、より効率的で確実に資格を取得したい方におすすめします。

ピラティスセラピストW資格取得講座

ピラティス資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンのピラティス資格取得講座は1日30分から学習が可能で、仕事と学習が両立できる通信講座です。

こちらもピラティスセラピスト資格とピラティスインストラクター資格両方の取得を目指す学習ができます。

ピラティス資格取得講座には、2つのコースがあります。

まず、基本コースの概要は次の通りです。

対象となる資格ピラティスセラピスト
ピラティスインストラクター
受講料59,800円
受講期間6ヵ月
(最短2ヵ月)
添削回数5回

基本コースは講座を受講後にそれぞれの資格試験を受験し、合格を目指すコースになります。

こちらの通信講座も、基本コース・プラチナコースどちらもテキストなど教材はプロの監修が入っています。

ピラティスセラピストとピラティスインストラクターを受験する前提で、効率的に学習したい方におすすめです。

次に、プラチナコースを紹介します。

対象となる資格ピラティスセラピスト
ピラティスインストラクター
受講料79,800円
受講期間6ヵ月
(最短2ヵ月)
添削回数5回+卒業課題1回

プラチナコースでは、講座の卒業と同時にピラティスセラピストとピラティスインストラクターの資格を試験免除で取得できるコースです。

ピラティスセラピストとピラティスインストラクター両方の資格を確実に取得したい方に、おすすめします。

ピラティス資格取得講座

ピラティスの資格を取得して魅力を伝えよう

ピラティスインストラクターは、フィットネススタジオやジムだけではなく、フリーランスとしても活動できます。

そのためにはピラティスをより深く理解し、それぞれの身体に合わせたピラティスの指導が必要です。

自身の指導によって生徒の表情が明るくなったり、身体の調子が良くなったりするとやりがいにつながるのではないでしょうか。

ピラティスインストラクターを目指す方は、2つの資格を同時に取得できる通信講座の受講をおすすめします。

ぜひ通信講座の資料を取り寄せて、ピラティスインストラクターへの第一歩を踏み出して下さい。