建築模型士とは・主な仕事内容
住宅やマンション、施設などの建築物件の模型を作るのが建築模型士。模型には、住宅を購入される・購入を検討されている方に対し、建物のイメージがしやすいようにと作る住宅模型、形や大きさや収まりを検討するために作られるスタディ模型、建物のエントランスなどに飾ってあるような大きく精密な展示用模型(完成模型)など用途によって様々な模型の種類があります。
住宅模型はハウジングメーカーなどが商談中のお客様に図面だけではなく、より具体的な建物のイメージを掴んでもらう為に作ります。図面に基づいたサイズで作る事と同時に、美しさも求められる事が多く、住宅模型の仕事としては一番依頼の多い仕事と言えます。
スタディ模型は建設・設計事務所などが製作中の図面に対し、外観バランスや建物の収まりなどを検討する為に作ります。その場合は形状の変更などがしやすいように簡易的な造りで作る場合が多く、精度よりもスピードを求められます。
展示用模型(完成模型)は実際の建物の何分の1スケールというように、精密に細部にまで拘わり、建物だけではなく建物の敷地、植樹、エントラスなども含めて作ります。また塗装なども行うことで、限りなく実物に近いイメージで製作しますので、精度と美しさが求められます。
建築模型士の働く業界
住宅展示場などに出展しているハウジングメーカーや建設・設計事務所、建築模型会社などで募集がされていますが、特に資格が必要という訳ではない為、働きながら身につける場合が多いです。建築模型士の資格を取得することで、在宅ワークやフリーランスという働き方を選ぶ方もいます。
- 設計事務所
- 建設事務所
- ハウジングメーカー
- 建築模型会社
建築模型士になるには
通信教育などを受講し知識や建築模型士としての資格を取得し、ハウジングメーカーや設計事務所などに建築模型士として就職するのが一般的です。
建築模型士の給料
- 就業時間:160時間/月 ※就業場所によって異なる
- 平均給与:18万円~20万円/月
- 男女比率:(男性)5:(女性)5
建築模型士に必要な資格・有利な資格・価値ある資格
建築模型士としてはたらくには、諒設計アーキテクトラーニングが手掛ける通信講座を受講し建築模型士の資格を取得すると良いでしょう。
建築模型士への近道アドバイス
建築模型士になりたいなら建築模型士の資格を取得し、ハウジングメーカーや設計・建築事務所などに就職するのが一番でしょう。
今業界で人気の建築模型士資格ランキング!!
- 実践建築模型認定試験:日本デザインプランナー協会
- 建築模型技工士インストラクター: 日本インストラクター技術協会

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