空間ディスプレイデザイナー®資格とは？

2023年9月29日

おしゃれなデパートや雰囲気の良いカフェを利用すると、居心地が良く、長居したくなります。

空間ディスプレイデザイナー®は、空間をデザインするために必要な知識を習得できる資格であり、取得すると自分で素敵な空間を創造できます。

また、自宅をおしゃれで居心地良い空間にデザインできるため、仕事でもプライベートでも役立つ資格です。

今回は、空間ディスプレイデザイナー®の資格取得方法や活躍できる仕事について紹介します。

空間ディスプレイデザイナー®とは

空間ディスプレイデザイナー®とは、陳列や色彩または照明などを利用し、空間をデザインするために必要な知識や技術を習得できる資格です。

日本デザインプランナー協会(JDP)が実施している資格試験であり、受験資格はないため、誰でも受けられます。

空間ディスプレイデザインの基礎知識を求められる2級と、応用知識に加え実践技術を有していると認められる1級の2種類があります。

空間ディスプレイデザイナー®は、店舗や施設を利用者にとって魅力的な空間にデザインする仕事のプロです。

空間ディスプレイデザイナー®が活用できる職業

空間ディスプレイデザイナー®は、デザイン事務所だけでなく、建築関係や百貨店など活躍できる幅が広いです。

どのような仕事があるか、一つずつ詳しく紹介します。

一般企業やデザイン事務所

一般企業やデザイン事務所は、空間ディスプレイデザイナー®の求人が最も多い職場です。

空間のデザインだけでなく、依頼者と打ち合わせをする中で、相手のイメージを具体化するコミュニケーションも重要となります。

デザイン後は、空間デザインに必要な装飾品の手配に加え、施工事務所との打ち合わせも進めます。

デザインのセンスは大事ですが、コミュニケーションやスケジュール管理など責任感も重要な仕事です。

店舗やホテルの室内空間をデザインするだけでなく、企業によってはイベントブースや建築、リフォームのデザイン依頼もあります。

また、企業で一から仕事を覚え、経験を積み、将来的には個人事務所の設立も可能です。

店舗や百貨店

アパレルやスーパーなど物を売るお店では、陳列方法により商品の見せ方が変わるため、売上が左右されます。

系列店でも店舗のサイズや形に合わせてディスプレイすると、商品の魅力を伝えられます。

また、カフェなどの飲食店は空間の雰囲気により、また来たいと思わせたり、入店を促したりするため、インテリアの置き方が重要です。

店舗や百貨店は売上に関係するため、空間ディスプレイの知識を持っていると重宝されるでしょう。

空間ディスプレイデザイナー®を取得する方法

空間ディスプレイデザイナー®を取得するには、日本デザインプランナー協会(JDP)が実施する資格認定試験を受験し、合格する必要があります。

空間ディスプレイデザイナー®1級と2級の試験概要は同じであり、以下が概要です。

受験料	10,000円(消費税込み)
受験方法	在宅受験
合格基準	70%以上の評価
申込方法	インターネットからの申し込み

受験資格は特にないため、勉強して申し込み次第で誰でも受験できます。

インターネットから申し込みができる上に在宅受験のため、手間もかかりません。

試験期間は6日間あり、答案提出期限も試験後3〜5日の余裕ある日程のため、自分の予定に合わせて受験できます。

2級では、空間ディスプレイデザインに必要な陳列や色彩などの基礎知識について問われ、1級では応用から実務レベルの高い知識が問われます。

空間ディスプレイデザイナー®

空間ディスプレイデザイナー®を取得できる通信講座

2つの通信講座で、空間ディスプレイデザイナー®の1級と2級を同時取得できます。

どちらも日本デザインプランナー協会認定の通信講座であり、講座を受講すると資格取得にメリットがあるため、受講がおすすめです。

空間ディスプレイデザイナー®W資格取得講座｜諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングの資格取得講座は、1級資格と2級資格を同時に学習するカリキュラムが組まれています。

基本講座とスペシャル講座の2種類があり、以下は基本講座の概要です。

対象となる資格	空間ディスプレイデザイナー®1級、2級
受講料	120,000円分割6,700円×20回(初回7,100円) 入学金無料講座を卒業すると、資格試験受験料が10%OFF
受講期間	6ヶ月 (最短2ヶ月)
添削回数	10回

基本講座では基礎から応用、実用的なプロの知識をわかりやすくまとめたテキストによって、確実に身につくようカリキュラムが組まれています。

そのため、基礎中心の2級と応用まで求められる1級の資格認定試験対策が同時に可能です。

また、受講生一人ひとりに専門講師がつき、質問にいつでも対応できるため、疑問が残りません。

入学金もなく、資格試験受験料も安くなるため、資格取得にかかる費用も抑えながら効率良く学習できる講座です。

以下はスペシャル講座の概要であり、確実に資格取得したい方におすすめの講座です。

対象となる資格	空間ディスプレイデザイナー®1級、2級
受講料	140,000円分割7,800円×20回(初回8,600円) 入学金無料
受講期間	6ヶ月 (最短2ヶ月)
添削回数	10回+卒業課題1回

スペシャル講座は基本講座同様、専門の講師がつき、わかりやすくまとめられたテキストを使い、効率良いカリキュラムで学習できます。

基本講座と違う点は、講座受講後に卒業課題を提出すると、資格認定試験を受験せずに空間ディスプレイデザイナー®1級と2級の資格を取得できる点です。

料金は基本講座より2万円高いですが、資格認定試験の受験料を考慮すると、資格取得にかかるトータルの費用は大きくは変わりません。

そのため、効率良く確実に2つの資格を取得したい方におすすめの講座です。

空間ディスプレイデザイナー®W資格取得講座

空間プロデュース資格取得講座｜ SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンでは、空間ディスプレイデザイナー®の1級と2級を同時に取得できる講座があります。

基本コースとプラチナコースの2種類があり、以下は基本コースの概要です。

対象となる資格	空間ディスプレイデザイナー®1級、2級
受講料	120,000円
受講期間	6ヶ月 (最短2ヶ月)
添削回数	10回

初期、中級、上級と分かれており、基本から応用までを段階的に学習できるカリキュラムが組まれています。

資格認定試験対策まである学習内容や、10回もある専属講師による課題添削により細部まで見てもらえるため、安心して学習し、受験できます。

費用を抑えたい方には基本コースがおすすめです。

以下はプラチナコースの概要で、確実に短期間で資格取得したい方におすすめのコースです。

対象となる資格	空間ディスプレイデザイナー®1級、2級
受講料	140,000円
受講期間	6ヶ月 (最短2ヶ月)
添削回数	10回+卒業課題1回

プラチナコースは基本コース同様、初級から上級に分かれた学習カリキュラムで効率良く学習できます。

専属講師がつき、10回の添削で丁寧に学習状況をみてもらえます。

プラチナコースは講座修了後、卒業課題を提出すると資格試験を受験せずに空間ディスプレイデザイナー®1級と2級の資格を取得できます。

そのため、確実に資格取得したい方、受験申し込みや会場に行く手間をかけずに取得したい方におすすめです。

空間プロデュース資格取得講座