空間デザイナーとは・主な仕事内容
室内・室外問わず、空間にデザインをするのが空間デザイナー。空間デザイナーは公共施設内などの内装設計、店舗やホテルなどの内装や調度品などの設備設計など、何も無い空間に設計・デザインを行い、一つの空間とする為に設計・施工まで行うのが仕事です。
例えばデパートなどの大型店舗の場合などでは、建物内のレイアウトを考える中で、通路に休憩する為の椅子を設置したり、フードコート内にバランス良くテーブル・椅子・パーテーションなどを配置したり、さらには天井から商品広告が吊るせるようにしたり、床に店内の雰囲気に合った床材を敷くなど、店舗としての利便性や雰囲気作りを考慮しながら、店舗やお店のコンセプトに合った演出を空間デザイナーが行っています。
店舗などのディスプレイや商品の陳列方法なども空間デザイナーが関わっており、お店には商品が置いてあれば良いという訳ではなく、販売している商品に応じた雰囲気作りや演出をする事によって、お客様に来店して貰えたり、商品の販売意欲を促すなどの役目を果たしています。
空間デザイナーは、様々な演出方法や設備を設置するなどをして、クライアントが抱くイメージに合った空間を作り出す仕事をしており、その為には、デザイナーがイメージする空間を図面に出来たり、パースに出来たりする能力が必要とされる仕事でもあります。
空間デザイナーの働く業界
建築会社、内装設計事務所、設計事務所、デザイン事務所などで活躍されており、空間デザイナーとして独立して働いている方も存在しますが、主に空間デザイナーとしてではなく、仕事の一環として仕事を行っている方が多くを占めます。
- 建築会社
- 内装設計事務所
- 設計事務所
- デザイン事務所
- 独立開業
空間デザイナーになるには
空間デザイナーを目指すためには、空間デザイナーや建築に関する知識やテクニックが必要となる為、専門の学校や大学などで知識やテクニックを身に付けて建築会社や内装設計事務所などに就職するのが一般的です。今では通信教育で資格取得出来ます。
空間デザイナーの給料
- 就業時間:160時間/月 ※就業場所によって異なる
- 平均給与:20~22万円/月(初任給)
- 男女比率:(男性)7:(女性)3
空間デザイナーに必要な資格・有利な資格・価値ある資格
空間デザイナーとして働く際には、日本デザインプランナー協会が認定する空間ディスプレイデザインやインテリアデザイナーなどの資格を取得していると就職に有利でしょう。
空間デザイナーへの近道アドバイス
空間デザイナーになりたいなら、建築や内装に関する知識やテクニックを身に付けて、資格を取得するのが一番でしょう。
今業界で人気の空間デザイナー資格ランキング!!
- 空間ディスプレイデザイン:日本デザインプランナー協会
- インテリアデザイナー:日本デザインプランナー協会

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