コーヒーに拘りがある方やコーヒー関連の仕事をしたい方は、コーヒーソムリエの資格がおすすめです。

コーヒーソムリエは、コーヒーの味や豆の種類、楽しみ方までを十分に理解している人に認められます。

今回はコーヒーソムリエ資格について、活用できる職業や取得方法、おすすめの通信講座についてご紹介します。

コーヒーソムリエとは

コーヒーソムリエは、食に関する資格を幅広く展開している、日本安全食料料理協会の認定資格です。

コーヒーソムリエは味や豆の種類、コーヒーの淹れ方や楽しみ方について、コーヒーに関する知識を持っている人が認定されます。

コーヒーソムリエとよく似ているものに、バリスタがあります。

バリスタはバルのカウンターに立ち、注文を受けてコーヒーを淹れる職業のことです。

コーヒーに関する知識を理解しているのは似ていますが、バリスタは資格ではなく、どちらかというと称号になります。

コーヒーソムリエが活用できる職業

コーヒーソムリエはコーヒーに関わるカフェ業界や飲食業界はもちろん、食品業界でも活用できるでしょう。

中でもコーヒーに直接携わるだけでなく、コーヒーに関わる人材を育てる講師などにも挑戦できます。

ここからは、コーヒーソムリエの資格取得後に活用できる職業についてご紹介します。

焙煎士

焙煎士とは、実際にコーヒーを豆から焙煎する人で、主にカフェやコーヒーショップといった場所で勤務します。

焙煎とは、簡単に言えばコーヒーの豆を炒る加熱作業を指します。

焙煎だけでなくコーヒーの選定や豆の買い付けなども仕事の1つになり、資格取得で得たコーヒーに関する知識が活かせます。

飲料メーカーでの商品開発

飲料メーカーでの商品開発も、コーヒーソムリエ資格が活かせる職業です。

各飲料メーカーからオリジナルコーヒー飲料などが販売されており、新しい商品開発にも力をいれています。

豆の産地や特性などコーヒーの専門的な知識は、試作品の評価や改善点の指摘にも役立ちます。

カルチャースクールなどの講師

コーヒースクールなどの講師も、コーヒーソムリエ資格が活かせる職業です。

コーヒースクールでは、喫茶店を経営したい人やコーヒーのプロを目指す人を対象に、専門的な知識と技術を教えます。

コーヒーソムリエ資格取得による知識は、生徒さんのさまざまな質問に答え、コーヒーに関する正しい知識を教えられるでしょう。

コーヒーソムリエを取得する方法

コーヒーソムリエを取得するには、日本安全食料料理協会の認定試験に合格するか、通信講座の特別講座を受講して取得するかの2つになります。

まず、日本安全食料料理協会の認定試験の内容は次の通りです。

受験料	10,000円（税込み）
受験方法	在宅で解答し、用紙を郵送で提出
合格基準	70％以上の評価
申込方法	主催する協会の公式サイトから申込

受験方法は在宅での受験で、解答用紙を郵送し、70％以上の評価を得て合格・資格取得となります。

もう一つの方法は、通信講座の特別講座を受講して資格を取得する方法です。

協会認定の通信講座では、卒業課題の提出によって試験免除となる特典があり、確実な資格取得が可能です。

コーヒーソムリエを取得できる通信講座

コーヒーソムリエ資格を取得できる通信講座は、次の通りです。

• 諒設計アーキテクトラーニングのカフェW資格取得講座
• SARAスクールジャパンのカフェオーナー資格取得講座

こちらは日本安全食料料理協会の認定講座で、どちらもプロの監修が入った分かりやすい教材となっています。

それぞれ受講料など、通信講座の内容をご紹介します。

カフェW資格取得講座 ｜ 諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングのカフェW資格取得講座には、2つの講座があります。

カフェW資格取得講座

まず、カフェW資格取得講座の基本講座の内容は次の通りです。

対象となる資格	・コーヒーソムリエ ・カフェオーナー経営士
受講料	68,000円 分割払いの場合3,200円×24回（初回4,192円）
受講期間	6ヵ月 （最短2ヵ月）
添削回数	6回

基本講座は、受講後にコーヒーソムリエ資格とカフェオーナー経営士資格の認定試験を受けて合格すると資格が取得できます。

続いて、スペシャル講座についてご紹介します。

対象となる資格	・コーヒーソムリエ ・カフェオーナー経営士
受講料	88,000円 分割払いの場合4,100円×24回（初回6,372円）
受講期間	6ヵ月 （最短2ヵ月）
添削回数	6回＋卒業課題1回

スペシャル講座では、受講後に卒業課題を提出すれば、コーヒーソムリエ資格・カフェオーナー経営士資格の同時取得ができます。

カフェオーナーW資格取得講座

カフェオーナーW資格取得講座は、カフェW資格取得講座の教材にサイフォンやコーヒーメーカーが付いてくる講座です。

カフェオーナーW資格取得講座の基本講座は、次の通りです。

対象となる資格	・コーヒーソムリエ ・カフェオーナー経営士
受講料	95,000円 分割払いの場合4,500円×24回（初回5,180円）
受講期間	6ヵ月 （最短2ヵ月）
添削回数	6回

基本講座は、カフェW資格取得講座の基本講座と変わりなく、受講後に試験を受け合格すると資格が取得できます。

また、カフェオーナーW資格取得講座でも、テキストや問題集は協会認定でプロの監修がはいっているので分かりやすい内容です。

対象となる資格	・コーヒーソムリエ ・カフェオーナー経営士
受講料	115,000円 分割払いの場合5,400円×24回（初回7,360円）
受講期間	6ヵ月 （最短2ヵ月）
添削回数	6回＋卒業課題1回

こちらも、カフェW資格取得講座のスペシャル講座同様、受講後に卒業課題の提出で資格が取得できます。

カフェオーナー資格取得講座 ｜ SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンのカフェオーナー資格取得講座は、1日30分から学習が可能で、すき間時間に学習ができます。

SARAスクールジャパンのカフェオーナー資格取得講座でも、テキストや問題集はすべてプロの監修が入っています。

まず、基本コースは次の通りです。

対象となる資格	・コーヒーソムリエ ・カフェオーナー経営士
受講料	95,000円
受講期間	6ヵ月 （最短2ヵ月）
添削回数	6回

つづいて、プラチナコースの内容は次の通りです。

対象となる資格	・コーヒーソムリエ ・カフェオーナー経営士
受講料	115,000円
受講期間	6ヵ月 （最短2ヵ月）
添削回数	6回＋卒業課題1回

プラチナコースでは、受講後に卒業課題の提出で、コーヒーソムリエ資格・カフェオーナー経営士資格両方が取得できます。

同時取得できるカフェオーナー経営士とは

2つの通信講座の特別講座で同時取得できるカフェオーナー経営士資格は、日本安全食料料理協会の認定資格です。

コーヒーに関する専門的な知識だけでなく、マーケティングや経営について実務で活かせるスキルを持っている人に認められます。

カフェを経営したい方には、コーヒーソムリエ資格・カフェオーナー経営士資格どちらも所持すると、実務でも役に立つでしょう。

コーヒーソムリエを取得して独立やキャリアに活かそう

コーヒーソムリエ資格は、コーヒーの専門的な知識を習得した人に認められる資格です。

カフェやコーヒーショップだけでなく、飲食業界や飲料メーカーの開発にも活用できます。

コーヒーソムリエ資格に興味を持った方は、ぜひ通信講座の資料を取り寄せてみてください。