焼酎ソムリエ資格とは？

2023年9月29日

資格を選ぶ時には、世間の需要や将来的な展望がある分野を選んでおくと、身に付けた知識やスキルを継続的に活用できます。

焼酎ソムリエ資格は、近年海外からの需要も高い焼酎についての知識やスキルを身に付け、焼酎を扱う職場で継続的に活用できる資格です。

本記事では焼酎ソムリエ資格について、資格のスキルが活用できる職業や資格の取得方法である認定試験・通信講座の概要などをまとめました。

焼酎ソムリエ資格とは

焼酎の原材料や製造方法に理解があり、焼酎が好きな人の好みや料理との相性を判断して焼酎を提供する知識があると証明できるのが、焼酎ソムリエ資格です。

特定の食材や料理、飲料について専門的な知識やスキルが身に付いていると証明する資格を取り扱う、日本安全食料料理協会（JSFCA）が発行しています。

資格取得後は、焼酎を扱う職業で知識やスキルを明らかにできるため、お客様や仕事関係者から信頼を得られる人物になれます。

焼酎ソムリエ資格が活用できる職業

焼酎を扱う職業は、商品としての販売や提供、飲み方や相性の良い料理を教える講師活動などが候補になります。

焼酎ソムリエ資格の知識やスキルが活用できる職業を紹介します。

酒類を提供できる飲食店

酒類を提供できる飲食店では、既存のメニューに合わせた焼酎の選択や水割りする際に最適な配分ができる店員になれるでしょう。

焼酎と相性の良い料理から新メニューの開発を開発したり、仕入れの際に良質な銘柄を判別できたりと、提供する以外にも知識やスキルは活用できます。

焼酎の製造・販売メーカー

焼酎の製造や販売を行うメーカーでは、商品の原料や製造方法に理解がある状態で仕事を始められるので、呑み込みが早い製造者や営業・販売員になれるでしょう。

役職に就いた際には商品改善や新商品の考案で、専門的な知識を元に焼酎本来の味や風味を出した商品を開発できます。

焼酎の講師活動

カルチャースクールや自宅稼業などで開講する焼酎教室では、焼酎の飲み方や選び方について正しく指導できる講師になれるでしょう。

生徒に対しては専門的な知識も教えていきます。

しかし初心者向けの講座になる場合が多いため、普通の店舗で手に入る焼酎を中心に選ぶなど、提供や販売とは違う視点が必要です。

焼酎ソムリエ資格を取得する方法

焼酎ソムリエ資格は、資格協会の認定試験に合格して発行する方法と、協会認定の通信講座で卒業課題に取り組んで発行する方法があります。

認定試験の場合は、一般的な試験と同様に受験料を支払って受験し、合格基準を満たせば資格が取得できます。

申し込みは公式サイトから簡単に行え、受験時には解答用紙などの必要な資料が自宅に送付されるので、手続きや受験で外出する必要のない試験です。

受験料	10,000円（税込）
受験方法	在宅受験
合格基準	70%以上
申込方法	協会の公式サイトの資格ページから

一方、協会認定の通信講座の場合は、「諒設計アーキテクトラーニング」もしくは「SARAスクールジャパン」の特別な講座を受講し、期間内に卒業課題の提出を目指していきます。

卒業課題は協会が製作した課題であるため、提出した時点で認定試験が免除され、焼酎ソムリエ資格が発行されるのです。

加えて、2つの通信講座では関連する2種類の資格を同時取得できるようになっています。

焼酎ソムリエ資格の場合は、焼酎コンシェルジュ資格と同じ講座のため、卒業課題を提出すると2種類の焼酎資格が発行されます。

焼酎ソムリエ

焼酎ソムリエ資格を取得できる通信講座

協会認定の通信講座では資格試験向けの講座も開講されているので、焼酎ソムリエ資格を単体で取得したい人は、教材としても活用できます。

2つの通信講座における焼酎ソムリエ資格対応の講座概要を紹介します。

焼酎ソムリエW資格取得講座｜諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングでは「焼酎ソムリエW資格取得講座」が焼酎ソムリエ資格対応の講座になります。

以下は受験する人向けの基本講座の概要です。

対象となる資格	焼酎コンシェルジュ焼酎ソムリエ
受講料	59,800円分割：3,300円×20回（初回4,276円）
受講期間	6ヶ月（1日30分の勉強想定）最短2ヶ月
添削回数	5回

受講期間内に5回の添削課題を提出。

普段の学習には教科書や練習問題を使用していきます。

試験の申し込みは自分で行う必要がありますが、焼酎コンシェルジュ資格の範囲も勉強できるので、基本講座からでも2種類の資格取得は目指せます。

以下は卒業課題に取り組むスペシャル講座の概要です。

対象となる資格	焼酎コンシェルジュ焼酎ソムリエ
受講料	79,800円分割：3,800円×24回（初回3,891円）
受講期間	6ヶ月（1日30分の勉強想定）最短2ヶ月
添削回数	5回+卒業課題1回

5回の添削課題の提出までは基本講座と同じ流れで、添削課題の終了後から卒業課題ができます。

受講期間内の提出でなければ卒業課題による資格取得はできないため、受講期間の終盤に焦らないよう計画的に勉強を進めていきましょう。

焼酎ソムリエW資格取得講座

焼酎資格取得講座｜ SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンでは「焼酎資格取得講座」が焼酎ソムリエ資格対応の講座になります。

以下は、基本コースの概要です。

対象となる資格	焼酎コンシェルジュ焼酎ソムリエ
受講料	59,800円
受講期間	6ヶ月（1日30分の勉強想定）最短2ヶ月
添削回数	5回

SARAスクールジャパンも、基本コースでは添削課題の提出が目標として設定されており、教科書や練習問題で知識を身に付けていきます。

また、教材には模擬試験も付属しているので、受験前に認定試験と同様の形式で受験の練習ができます。

以下は卒業課題に取り組むプラチナコースの概要です。

対象となる資格	焼酎コンシェルジュ焼酎ソムリエ
受講料	79,800円
受講期間	6ヶ月（1日30分の勉強想定）最短2ヶ月
添削回数	5回+卒業課題1回

受講期間内に卒業課題の提出が完了した時点で、2種類の焼酎資格が発行されます。