キャンドルやワックスを使って、様々なデザインを施したキャンドルを作るのがキャンドルデザイナー。キャンドルデザイナーは、女性に人気の癒しアイテムでもあるキャンドルを使用して、様々な形・色・香りをしたキャンドルを創作しており、フルーツやケーキを模ったキャンドル、癒し効果のある香りを施したキャンドルなどを作成しています。作成するキャンドルの種類には、円柱・立方体・球などの形をしたベーシックキャンドル、水に浮かべて使用するフローティングキャンドル、プラスチックやアルミなどのカップに入ったカップキャンドル、グラスや缶や陶器などの不燃性の器に入れたグラスキャンドル、人形や動物などをモチーフとして模ったモチーフキャンドルなどがあります。キャンドルの作成方法としては、ワックスを容器に流し込んで型を取ったり、手で形を作ったり、様々な色のキャンドルを混ぜ合わせて色彩を施したりして作っており、比較的簡単に作成することが出来ることから、女性への人気が高く、趣味として始められる方が多くいます。キャンドルデザイナーは、キャンドル作成に関する知識やテクニックを持ち合わせ、キャンドルへの深い知識、歴史、仕組み、使い方などを広く伝える事も仕事の一つであり、キャンドル作りをされたい方への指導なども行っています。
キャンドルデザインの知識と技術は、キャンドル作りにはもちろん、キャンドルを扱う雑貨店などでも役に立つでしょう。
キャンドル作りは幅が広く、形がシンプルで短時間にできるものもあれば、芸術作品のように、工程も複雑で時間のかかるものもあります。
ユニークな作品を作りたいと考えている人は、キャンドル作家のホームページを参考にすると良いでしょう。個展を開いたり、イベント用に作品を作ったり、さまざまな形で活躍しています。
最近では、ハンドメイドだけのネットショップもあり、一点物の手作りキャンドルを販売している人も沢山います。
キャンドルデザイナーの働く業界
キャンドル販売会社、キャンドルスクール講師、カルチャースクール講師などで仕事をされている方もいますが、独立開業されている方、趣味としてキャンドルデザイナーをされている方も存在しています。
- キャンドル販売店
- キャンドルスクール講師
- カルチャースクール講師
- 独立開業
キャンドルデザイナーになるには
キャンドルデザイナーとして働く為には、日本デザインプランナー協会が認定するキャンドルデザイナーや日本インストラクター技術協会のキャンドルアーティスト資格を取得していると就職には有利でしょう。