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DIY工作アドバイザー資格とは?

DIY工作アドバイザー資格とは?

DIY工作アドバイザー資格とは?

多種多様な種類がある資格の中からすぐに役立つ資格を選びたい場合は、世間の需要に併せた資格を選ぶと、資格で得た知識や技術を活用できます。

DIY工作アドバイザー資格も自分で家具などを製作するDIY需要から注目される資格の1つです。

本記事ではDIY工作アドバイザー資格について、取得後に知識を活用できる職業や資格取得に関わる試験・通信講座などをまとめました。

DIY工作アドバイザー資格とは

DIYに必要な道具の使い方や製作方法などの基礎知識に理解があり、それらの知識や技術をアドバイスできる能力を証明するのがDIY工作アドバイザー資格です。

生活に根付く分野について仕事に活用できるレベルと証明する資格を取り扱う、日本生活環境支援協会(JLESA)が発行しています。

資格取得後は自身のDIY技術の向上だけでなく、DIYの製作・指導を行う職業で能力を提示できます。

DIY工作アドバイザー資格が活用できる職業

DIY工作アドバイザー資格が活用できる職業

近年のDIY需要の高まりから店員や講師として知識を求められる職業があり、技術的な能力を認められた場合は製品販売していく働き方もあります。

DIY工作アドバイザー資格の知識や技術が活用できる職業を紹介します。

ホームセンター・工具店

ホームセンター・工具店では、DIY目的で来店したお客様に対して適切なアドバイスができる人物として活躍できるでしょう。

また、近年では店内にDIY用のコーナーが設置される場合があり、その場所でお客様が難しい加工を代行するなど、製作スキルを活用できる職場もあります。

DIY教室

DIY教室では、道具の使用方法や製作方法を詳しく指導できる講師として活躍できるでしょう。

生徒の中には初心者もいるので、実際に自宅で作業する時の安全性も教えていきます。

DIYの販売サイト・フリマサイト

フリマサイトでは、自分が製作したDIY製品を販売して収入を得られるようになっており、中にはDIYに特化した販売サイトも存在しています。

最初から売上を伸ばすのは難しいため、副業として始める人が多いですが、技術力の高さが認められると販売業のみで成り立つ場合もあります。

DIY工作アドバイザー資格を取得する方法

DIY工作アドバイザー資格は通常の場合、資格を発行する協会が行う認定試験の合格により取得できます。

認定試験は年に6回の偶数月に開催されており、学歴や特定の講座の受講など受験の条件は特に設けられていません

申し込みが完了すると、試験期間前に自宅に解答用紙や返送用の封筒が送られてくるので、解答用紙の提出以外は全て在宅で済ませられます。

受験料10,000円(税込)
受験方法在宅受験
合格基準70%以上
申込方法協会の公式サイトの資格ページから

また、DIY工作アドバイザー資格の特殊な取得方法として、認定講座で利用できる卒業課題があります。

認定講座は、資格を発行する協会が認めた通信講座である「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」の2つです。

2つの認定講座では特別な講座で卒業課題を提供しており、受講期間中に課題を提出すると、講座内で学習できる2種類の資格を試験の合格扱いで発行されます。

DIY工作アドバイザー資格の講座では、関連資格の日曜大工士も学習できるようになっており、卒業課題の提出からそれら2種類の資格が同時取得できるのです。

DIY工作アドバイザー

DIY工作アドバイザー資格を取得できる通信講座

DIY工作アドバイザー資格を取得できる通信講座

2つの認定講座では通常の講座も開講されており、卒業課題を利用しない場合も認定試験対策の教材として活用できます。

通常講座の内容も含めて認定講座の概要を紹介します。

DIY工作アドバイザーW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングでは「DIY工作アドバイザーW資格取得講座」でDIY工作アドバイザー資格の学習ができます。

認定試験対策になる基本講座の概要は以下の通りです。

対象となる資格DIY工作アドバイザー
日曜大工士
受講料59,800円
分割:3,300円×20回(初回4,276円)
受講期間6ヶ月(1日30分の勉強想定)
最短2ヶ月
添削回数5回

受講期間内に添削課題の提出を完了させるよう学習を進める講座で、教材には教科書や練習問題を使用していきます。

基本講座でも日曜大工士資格の試験範囲を含めた学習が可能です。

個別に2つの資格試験に申し込む必要はありますが、卒業課題なしでも同時取得は目指せます。

スペシャル講座の概要は以下の通りです。

対象となる資格DIY工作アドバイザー
日曜大工士
受講料79,800円
分割:3,800円×24回(初回3,891円)
受講期間6ヶ月(1日30分の勉強想定)
最短2ヶ月
添削回数5回+卒業課題1回(資格試験免除)

基本講座の内容に卒業課題が追加された講座で、卒業課題は5回の添削課題を全て終えた後から提出可能になります。

2種類の資格は提出が完了した時点で必ず発行されるので、認定試験を受験するよりも確実な資格取得が目指せます。

DIY工作アドバイザーW資格取得講座

DIY資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンでは「DIY資格取得講座」でDIY工作アドバイザー資格の学習ができます。

認定試験対策になる基本コースの概要は以下の通りです。

対象となる資格DIY工作アドバイザー
日曜大工士
受講料59,800円
受講期間6ヶ月(1日30分の勉強想定)
最短2ヶ月
添削回数5回

SARAスクールジャパンでも教科書や練習問題の学習から5回の添削課題の提出完了を目指していく内容になります。

教材のテキストは初心者でも理解できるようになっており、カリキュラムも1日30分ずつ進めれば受講期間内で学習完了できるように組まれれています。

プラチナコースの概要は以下の通りです。

対象となる資格DIY工作アドバイザー
日曜大工士
受講料79,800円
受講期間6ヶ月(1日30分の勉強想定)
最短2ヶ月
添削回数5回+卒業課題1回(資格試験免除)

基本コースの内容に卒業課題が追加されており、受講期間内に卒業課題の提出が完了すれば、2種類の資格が必ず取得できます。

卒業課題は普段の学習や添削時の復習ができていれば、問題なく解答できる内容です。


DIY資格取得講座

同時取得できる日曜大工士資格とは

認定講座から同時取得できる日曜大工士資格は、日本デザインプランナー協会(JDP)が発行している資格です。

JDPは製作・デザイン分野の知識が実践的に活用できると証明する資格であり、現在はDIYとして扱われる日曜大工に関する知識を身に付けたと明らかにできます。

DIY工作アドバイザーと併せて保有しておけば、企業へ就職する際のアピールポイントが増え、他のDIY職人よりも知識の造詣が深いと証明できます。


日曜大工士

DIY工作アドバイザー資格でDIYの製作や指導で働く

DIY工作アドバイザー資格は、DIYに必要な基礎知識とそれをアドバイスできるだけの能力があると認められる資格です。

資格取得後はホームセンター・工具店の店員やDIY教室の講師として知識や技術が活用可能。

人によっては副業から始めたDIY製品の販売で、一定の収入を得られるようになります。

DIY工作アドバイザー資格に興味を持った人は、協会の認定試験や認定講座で資格に関わる情報を確認して、取得する方法や将来的に働く職業を考えてみてください。