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編み物マイスター資格とは?

編み物マイスター資格とは?

編み物マイスター資格とは?

昨今では、ハンドメイド作家が増え、手軽に自分の作品を販売できるようになりました。

趣味からプロを目指すきっかけにもなる編み物の資格、編み物マイスターについて紹介します。

編み物マイスターとは

日本生活環境支援協会が認定する編み物マイスターは、編み物に関する十分な知識を有していると証明する資格です。

編み物の起源や種類、それぞれの編み方に必要な道具に関する基礎知識などが求められます。

棒針編みやかぎ編み、アフガン編みなどの基本の編み方から応用、編み図の読み方などの理解が必要とされます。

編み物作品を販売している方や、カルチャー教室講師も取得している資格です。

編み物マイスターが活用できる職業

編み物マイスターが活用できる職業

編み物についての基礎知識を身につけていると証明される編み物マイスターが活かせる職業を紹介します。

編み物教室の講師

編み物教室の講師は特に資格がなくても実現は可能ですが、資格の取得により客観的な信頼度も上がります。

資格試験の学習で身につけた編み物の知識を活かし、初心者から上級者まで幅広い人への指導が可能です。

好きで始めた編み物を趣味から仕事にし、生徒への指導を通じて作品を作る喜びを共有できるやりがいのある仕事といえます。

ハンドメイド作家

昨今ではハンドメイド作家の需要が高まっており、気軽にインターネットで販売したり、クラフト市に出店できるようになりました。

編み物マイスターの知識を活かし、ハンドメイド作家としてオリジナル作品を制作・販売し、収益を上げられます。

副収入程度からスタートし、本格的にハンドメイド作家としての活動も可能です。

オリジナル作品が評価を得ると、オリジナルの編み図を掲載した本の出版も考えられます。

編み立て業者

編み立て業者とは、ニッターと呼ばれる仕事で、編み図や指定の寸法通りに商品を仕上げていく仕事です。

内職などで取り扱われますが、資格を得て編み物のプロとして開業の可能性も考えられます。

ニッターとして起業し、個人事業主として働けます。

編み物マイスターを取得する方法

編み物についての学習方法は、3つあります。

カルチャー教室に通う、本などを読み独学で進める、通信講座を受講する3つの方法です。

編み物マイスターの資格試験は、受験する条件が特に設けられていません。

自分に合った勉強方法を検討しましょう。

以下は、編み物マイスターの資格試験の内容です。

受験料10,000円(税込)
受験方法在宅受験
合格基準70%以上
申込方法インターネットからの申し込み

試験は在宅受験で、2ヶ月に一回開催されています。

試験の申し込みは、受験の1ヶ月前から受付ており、合否発表は受験から2ヶ月後に通知されます。

編み物マイスターを取得できる通信講座

編み物マイスターを取得できる通信講座

編み物マイスターを取得するには、試験で70%以上の評価が必要です。

受験料10,000円をかけるならば、一発合格を目指したいですよね。

試験対策に適しているのが通信講座の受講です。

紹介する2つの通信講座は、資格を認定する協会から認められたテキストで学習が可能な講座となっています。

編み物の代表的な資格2つを同時に取得できる講座もありますので紹介します。

編み物マイスターW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

編み物マイスターについて学習できる講座は、諒設計アーキテクトラーニングの「編み物マイスターW資格取得講座」です。

1つの講座を受講するだけで、編み物マイスターと手編みニットデザイナーの2つの資格を同時に学習できるカリキュラムとなっています。

諒設計アーキテクトラーニングでは、基本講座とスペシャル講座が用意されています。

基本講座の内容は以下の通りです。

対象となる資格・編み物マイスター
・手編みニットデザイナー
受講料59,800円
分割3,300円×20回(初回4,276円)
受講期間6ヶ月
最短2ヶ月
添削回数5回

基本講座は初期費用が抑えられますが、資格取得のためには試験をそれぞれ受験し、合格

する必要があります。

編み物マイスターか手編みニットデザイナー、どちらか一方のみ必要としている方には、基本講座が適しています。

プロ監修のテキストでの学習で、個別質問にも対応してくれるサポート体制があるため、試験対策に向けた学習が可能です。

スペシャル講座の内容は以下の通りとなっています。

対象となる資格・編み物マイスター
・手編みニットデザイナー
受講料79,800円
分割3,800円×24回(初回3,891円)
受講期間6ヶ月
最短2ヶ月
添削回数5回+卒業課題1回

スペシャル講座は、基本講座の内容に卒業課題1回がついた内容です。

5回の添削課題のクリアと、卒業課題の提出で試験が免除になり、2つの資格を同時に取得可能となっています。

1日30分の学習で半年、それ以上の勉強時間を確保できる人は最短2ヶ月で確実に資格を取得できます。

資格取得のためにかけられる時間や費用を考慮し、確実な資格取得を目指すために通信講座の受講も良い選択です。

編み物資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンでは、「編み物資格取得講座」のなかに、編み物マイスターの資格試験に向けた教材が入っています。

基本コースの内容は以下の通りです。

対象となる資格・編み物マイスター
・手編みニットデザイナー
受講料59,800円
受講期間6ヶ月
最短2ヶ月
添削回数5回

こちらの講座の基本コースも協会の認定教材で、プロの先生により監修、添削されます。

初心者にもわかりやすいオリジナルテキストが用意されており、通信講座でもしっかりと学べる体制が整っています。

基本コースは初期費用が抑えられるため、すぐにでも資格取得の勉強を始めたいという方におすすめです。

編み物マイスターの資格試験は、日本生活環境支援協会のホームページから、自身で申し込みが必要になります。

プラチナコースは以下の通りです。

対象となる資格・編み物マイスター
・手編みニットデザイナー
受講料79,800円
受講期間6ヶ月
最短2ヶ月
添削回数5回+卒業課題1回

プラチナコースは、短期間で確実に資格を取得したい方に適しています。

受講期間は最短2ヶ月で、課題を5回提出しクリアし、卒業課題の提出で2つの資格を取得できる講座です。

同じジャンルの資格の複数取得は、専門性をアピールできるため、就職時の履歴書や講師として、本気度と信頼性が証明されます。

同時取得できる手編みニットデザイナーとは

手編みニットデザイナーは、日本インストラクター技術協会が認定する、手編みで製作するニットに関する知識を有すると証明される資格です。

編み物の種類や道具の使い方、毛糸の種類から編み図などの知識が問われます。

ニットは人気があり、需要があるため今後も人気が高まると予想されるため、資格取得は知識を深めて、プロを目指すきっかけになります。

資格取得で編み物マイスターとして活躍する可能性

編み物のプロになるために、持っていなければいけない公的資格はありません。

しかし、資格の取得により自信を持ち、客観的な信頼を得られます。

編み物教室に通う際、資格を持っている人から教えてもらうと、捉え方も変わりますよね。

編み物で仕事をしたいという方や、ハンドメイド作家として活躍して起業を目指す方は、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

編み物マイスターに興味を持った方は、資格を発行する協会や認定の通信講座のサイトを確認してみて下さい。