自身の健康維持、美容やダイエットなどを目的に、近年筋トレを行う人が増えてきています。
最近の研究では、週に約30分〜60分の範囲且つ長期的な筋トレの実施により、病気予防の効果や死亡リスクの低下が分かっているため、筋トレがもたらす影響は大きいと言えます。
効果的に身体を鍛えて健康に過ごすためには、筋トレの正しい知識が必要です。
ここでは筋トレの代表的な資格について、取得方法やおすすめの通信講座などをまとめました。
筋トレをして身体を鍛えるのは、自身の健康やダイエットに繋がるのはもちろんですが、精神的にも効果があります。
運動によって、自律神経が整ってメンタルが安定し、抵抗力が高まり風邪などの予防にもなるのです。
筋トレは器具を使わない方法もあるので、身体1つでどこでも実施できるのが魅力です。
またジムなどに通えば、トレーニングしている人がたくさんいるので、自分のモチベーションも維持されます。
さらにスポーツジムには専門的な器具が揃っており、インストラクターに様々な疑問も聞けるので有意義な時間を過ごせます。
自分のためだけではなく、他者にもアドバイスし指導できる筋トレの資格はとても重要です。
筋トレを他者に対して指導する場合、それぞれのニーズによって鍛える筋肉や加減が異なるため正しい知識が必要です。
筋肉は効果的なトレーニング方法を知らずに、ただ鍛えていても意味がありません。
資格取得で筋トレに関する正しい知識を証明できるため、指導を受ける側からの安心や信頼に繋がるでしょう。
筋トレについての学習方法は書籍やスクーリング、通信講座があります。
最近は筋トレに関する書籍がたくさん出版されていますね。
しかし、書籍のほとんどは自分で行う際のトレーニング方法の解説が多く、インストラクターのレベルになるには書籍のみだと厳しいでしょう。
専門の学校に通えば筋トレ以外にも幅広く学べ、実習などもあり実用的ですが、通学はまとまった時間と高額な費用が必要です。
そのため子育て中の人や、仕事をしながら学びたい人は難しいでしょう。
ジムなどに就職し仕事を通して学ぶのも1つの手段ですが、未経験の場合は就業後に勉強する時間が必要で、一人前のインストラクターになるまでには時間がかかります。
一方で通信講座は自宅で学習できるうえ、また資格試験も在宅で受けられるので、時間がない方にも挑戦しやすい取得方法です。
更に専門の学校に比べると費用もかからないため、手軽に受講できるのも魅力です。
筋トレインストラクターとしての仕事内容は、勤務場所によって異なります。
ここではそれぞれの勤務場所での仕事内容や年収について紹介します。
ジムなどのインストラクターは、施設に来る人それぞれに合わせた適切な指導ができなければなりません。
訪れる人は年齢や性別、目的など様々です。
それぞれの要望に応じた筋トレを行うためには、幅広い知識を持っている必要があります。
資格所持は必須ではありませんが、資格を取得していると即戦力になり、他のインストラクターとの差別化も図れます。
学んだ知識を生かして、器具の正しい使い方やトレーニングメニューを考え、教えるのがインストラクターの仕事です。
年収は施設の場所や規模によって異なりますが、240〜340万円ほどです。
筋トレインストラクターは、個々に特化したパーソナルトレーナーとしても働けます。
パーソナルトレーナーはマンツーマンで指導やアドバイスを行い、食事のメニューやプロテインの量なども考えてクライアントの要望に応えます。
個々に最適なトレーニングを行うため、専門的な知識とクライアントからの信頼が必要です。
正社員として働く場合と独立して働く場合があり、勤務形態により年収が異なります。
選手たちにとって筋トレとパフォーマンスは深く結びついており、筋トレや食事に関する資格を持っているトレーナーは必要不可欠です。
スポーツチームで筋トレを指導する場合、競技に適したトレーニングを指導する必要があるため、より専門的な知識が必要になります。
スポーツトレーナーは陰ながら選手を支え、尽くします。
自身もスポーツの経験があれば、選手に寄り添ったトレーニングやサポートができるでしょう。
年収は所属する団体によって違います。
体を引き締めたい、体重を減らしたい、健康になりたい、人それぞれ目標をもって筋トレに励んでいます。
筋トレすると見た目が変わったり、使用重量が上がったりするなど成功体験は多いです。
目標に向かっている人のサポートを近くでしながら、目標達成した瞬間を共にできた時こそ、筋トレインストラクターのやりがいを感じられる瞬間でしょう。
また仕事で身体を動かせるのも、この取得の仕事ならではの魅力です。
自分自身の筋トレ経験を活かしながら、他者にもアドバイスができるので趣味が仕事になります。
身体が健康であるのは、人生においてとても大切です。
健康でいるためには身体を鍛えたり、体力をつけたり適度な運動が必要なので、筋肉やトレーニングの指導ができる筋トレインストラクターは必要不可欠です。
様々な人の人生に寄り添えるのも、貴重な筋トレインストラクターならではのやりがいでしょう。
筋トレに関する代表的な資格として、以下の3つがあります。
筋トレインストラクターとは筋トレに関して基本的な知識の習得が証明される資格です。筋トレインストラクター資格とは?
実際のトレーニングでは、必要な道具を使い適切な使い方やメニューなどアドバイスできる証明にもなります。
トレーニングサポーターとは、筋トレの基礎知識に加え、トレーニングに効果的な食事やプロテインの選び方などの知識が証明できる資格です。トレーニングサポーター資格とは?
ストレッチに関してもその方法やタイミング、種類などの知識を持っている証明にもなります。
筋トレの知識に加え、身体のしくみや体質についての詳しい知識がある証明ができるのがボディインストラクターです。
ダイエットやボディメイクに成功したい人や、体質改善のプログラムを組みたい人に向いているでしょう。
筋トレインストラクターとして働く際は、特に資格取得する必要はありません。
ですが筋肉やトレーニング、食事などの知識の所持によって多くの人に教えられ、即戦力にもなるので資格を取得していた方が効率的に仕事をこなせます。
おすすめの資格は筋トレインストラクターとトレーニングサポーターです。
ここでは筋トレインストラクターとトレーニングサポーターの受験料や、申込方法などの概要をお伝えします。
筋トレインストラクターは、筋トレに関する基礎的な知識を持ち、自身だけでなく他者にもアドバイスできます。
趣味がジム通いや筋トレの人は、趣味が仕事になります。
資格取得で様々な人のニーズや要望にあった筋トレのメニューを考え、アドバイスするため幅広い知識の習得が可能です。
人と接するのが好きな人が向いており、経験を積んだ後は、パーソナルトレーナーとしても独立できるでしょう。
以下は協会が行う筋トレインストラクターの資格試験内容です。
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 自宅で受験し、期日までに回答を提出 |
合格基準 | 約70%の正答率 |
申込方法 | インターネット |
試験日程は次のようになっています。
資格検定試験 | 2ヵ月毎に開催(偶数月) |
申込期間 | 該当する月の1ヵ月前の1日から月末まで (2月に受験する場合、1月1日~1月31日に申し込み) |
試験期間 | 該当する月の20日~25日 |
答案提出期限 | 該当する月の30日(2月のみ28日) |
合格発表 | 翌々月の20日 |
筋トレインストラクターの資格は、2ヵ月に1回行われる試験を受け、試験合格によって取得可能です。
受験したい月の前月1日から月末までに申し込み、指定された期間に受験し、答案を提出期限までに郵送します。
合格発表は2か月後の10日になっており、日本インストラクター技術協会(JIA)のホームページにて合否を確認できます。
トレーニングサポーターは、筋力トレーニングの基本的な知識に加えて、トレーニングに適した食事やストレッチなどの知識がある証明になります。
筋トレだけでなく、その都度合わせて行うストレッチや、食事はトレーニングと同じくらい大切です。
健康な身体や、理想の身体を維持していくためにも必要不可欠な知識です。
以下は協会が行うトレーニングサポーターの試験資格内容です。
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 自宅で受験し、期日までに回答を提出 |
合格基準 | 約70%の正答率 |
申込方法 | インターネット |
試験日程は次のようになっています。
資格検定試験 | 2ヵ月毎に開催(偶数月) |
申込期間 | 該当する月の1ヵ月前の1日から月末まで (2月に受験する場合、1月1日~1月31日に申し込み) |
試験期間 | 該当する月の20日~25日 |
答案提出期限 | 該当する月の月末(2月のみ28日)必着 |
合格発表 | 翌々月の10日 |
トレーニングサポーターも、筋トレインストラクターと同じく自宅で受験できます。
答案用紙は提出期限がありますので、必着日に間に合うよう投函しましょう。
合格発表は受験した月の翌々月の10日なので少し期間が空きますが、日本生活環境支援協会(JLESA)のホームページから確認できます。
筋トレインストラクターとトレーニングサポーターはそれぞれ協会が認定している講座を受講し、試験に合格または課題を提出すれば資格を取得できます。
協会認定のコースでは資格試験免除の特典があり、筋トレに関連する2つの資格が卒業と同時に取得できます。
プロのパーソナルトレーナーとして活躍している先生がテキストや添削課題などすべて監修しているので、初心者でも分かりやすい教材です。
筋トレインストラクターW資格取得講座には「基本講座」と「スペシャル講座」の2つがあります。
それぞれ受講料や添削回数や資格取得方法が異なります。
基本講座はこちらです。
対象となる資格 | 筋トレインストラクター トレーニングサポーター |
受講料 | 59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヵ月 (最短2ヵ月) |
添削回数 | 5回 |
基本講座は5回の添削が終了後に講座卒業となり、それぞれの資格の試験を受験し合格すれば資格取得となります。
初期費用を抑えたい人や時間に余裕がある人は基本講座が良いでしょう。
教材はプロ監修のテキストで、自宅で勉強しながらも、分からない事があれば制限なしで質疑応答が可能です。
スペシャル講座はこちらです。
対象となる資格 | 筋トレインストラクター トレーニングサポーター |
受講料 | 79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヵ月 (最短2ヵ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
スペシャル講座は基本講座より2万円ほど受講料が上がりますが、卒業課題を提出後、試験免除で資格を取得できます。
確実に資格を取得したい人や、最短で資格を取得したい人はスペシャル講座が良いでしょう。
2ヵ月に1回行われる試験を受験せずに、2つの資格が取得できるのは大きなメリットです。
SARAスクールジャパンも基本コースとプラチナコースがあります。
プロ監修のテキストが用意されていて、初級編から上級編まで受講期間に応じて自宅で学べます。
支払い方法は一括での支払いの他に、クレジットカードでの分割払いやオリコカードの教育ローンなどもあります。
基本コースの概要はこちらです。
対象となる資格 | 筋トレインストラクター トレーニングサポーター |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヵ月 (最短2ヵ月) |
添削回数 | 5回 |
SARAスクールジャパンの基本講座も自宅で勉強できるうえ、課題を提出します。
基本コースは卒業後に、2ヶ月毎に行われている協会の試験を受験する必要があります。
時間に余裕がある人や、どちらかの資格だけ取得したい人、初期費用を抑えたい人におすすめのコースです。
プラチナコースの概要はこちらです。
対象となる資格 | 筋トレインストラクター トレーニングサポーター |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヵ月 (最短2ヵ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
プラチナコースの最大の魅力は試験の免除で、最短2か月で資格が取得できます。
資格協会が行う2ヶ月毎の試験の申し込み、受験、合否発表までの時間を省けます。
初期費用としては、基本コースよりも受講料が上がりますが、試験はそれぞれ10,000円ですので、両方の資格を取得する場合は最終的な金額は変わりません。
筋トレの資格を取得すると自身はもちろん、他者の健康や身体のサポートに携われますので、人と接したり支えたりするのが好きな人に向いています。
スポーツチームのトレーナーや、ジムなどのインストラクターは、特に必要な資格はありませんが資格取得で得た知識があると即戦力になるでしょう。
また、経験を積んだ後にはパーソナルトレーナーとして独立もできます。
個人に適した筋トレや食事などをアドバイスするので、更に専門的で幅広い知識を披露できます。
筋トレの前後に行うストレッチや、食事はとても重要で、筋力をつけるトレーニングのみでは効果的とは言えないでしょう。
同時に行うストレッチや、前後の食事、プロテインの選び方も筋トレの効果を上げるために大切な知識です。
そのため筋トレインストラクターとトレーニングサポーターの資格には深い結びつきがあり、同時取得で豊富な知識を得られます。
知識を活かして活躍している自分を想像して、明るい未来へ踏み出してみませんか?
ダイエットやボディーラインを整えるためには、【筋トレ】が効果的です。筋肉をつけていくと、ゆがみを改善したり、インナーマッスルを鍛えれば、内臓を正しい位置に戻し、健康への効果も見込めます。最近は女性のボディービルダーも多く、体の見せ方自体も変化してきましたね。女性でも男性でも、適度に筋肉を付けて体を絞ると若々しく見えます。また、ただ細いだけよりも、しなやかな筋肉が付いた体は健康美の象徴と言えるでしょう。【筋トレ】や【健康】に関心の強い方は、取得しやすいと評判の【筋トレインストラクター】や【トレーニングサポーター】などの資格取得を考えませんか?