就職や転職を考えている方にとって、新たな知識を得られると共に仕事の幅を広げてくれる資格の取得はメリットの大きいものです。
音楽療法カウンセラー資格も、音楽を利用して人の心を癒せるようになるなど、就職や転職の際に役立つ資格の一つといえるでしょう。
ここでは音楽療法カウンセラー資格について、活用できる職業や資格の取得方法などをまとめています。
音楽の基礎知識や歴史をベースに、日常生活で音楽の効果的な使い方や特定の空間における音楽の役割など、音楽療法の知識を持っていると証明できる資格が音楽療法カウンセラーです。
誰かに伝える力を認定するスキルを証明する資格を多く取り扱っている日本インストラクター技術協会(JIA)が発行しています。
資格取得後は、音楽や音楽療法に関連する仕事へ就職や転職をする際に履歴書などに記載し、音楽療法に精通していると証明できます。
音楽療法カウンセラーが活躍できる職業は、音楽に関する仕事だけではなく幅広い分野に及びます。
音楽療法カウンセラー資格取得後に活用できる職業を解説します。
音楽療法カウンセラーは、音楽を使ってメンタルや身体を癒す取り組みを行います。
クリニックや介護施設、児童福祉施設などで働き、人々のメンタルを支えている音楽療法カウンセラーも少なくありません。
相談者が抱える悩みや問題を音楽療法で解決に導き、周囲から感謝される機会も増え、大いにやりがいが感じられるでしょう。
音楽療法カウンセラーになりたい人や家族や自分のために音楽療法を学びたいという人に向けて、講師として活躍する際に資格が有効活用できます。
主な勤務場所は自宅で講座を開く、自治体やカルチャースクールで働くなどが想定できるでしょう。
音楽療法カウンセラーの考え方は、一般企業の人事部や販売員の仕事をする際にも活用できます。
社員のメンタルケアは、多くの企業で共通の課題です。
音楽を使ったオフィス空間のつくり方や働く中で辛い思いをした方のメンタル回復をサポートしたいときに、音楽療法カウンセラーの知識が利用できます。
また、音楽を使った店舗づくりにも役立てられるので、店長として店をよりよくしたい方にとっても魅力的な資格といえます。
音楽療法カウンセラー資格は、一般企業でのスキルアップや転職にも役立てられるでしょう。
音楽療法カウンセラー資格を取得するには、資格を発行する協会が行う試験を受験して決められた基準以上の点を獲得するか、協会認定の通信講座の特別講座を利用する方法があります。
以下は、日本インストラクター技術協会が行う音楽療法カウンセラー資格試験の内容です。
受験料 | 10,000円(消費税込み) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | 協会の公式サイトの資格ページから |
試験は70%以上が合格率の基準と公表されていて、在宅受験可能な点が特徴的です。
試験日程については偶数月に開催され、前月の月に申し込むと、随時受験票や試験問題が配布されます。
答案は受験日の月末までに提出すればよく、合格発表は次の偶数月の10日です。
一方、協会が認定している専門の通信講座が「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」で開講されています。
「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」で開催されている特別講座では、卒業課題を提出して合格が認められます。
また、基本講座は、効率的に試験対策ができるテキストが用意されていて、資格取得に繋げられる内容です。
通信講座を受講するメリットを知り、資格試験免除の特別講座を利用するか検討してみてください。
音楽療法カウンセラーを試験免除で取得できる「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」では、それぞれ基本講座と特別講座が用意されています。
2つの認定講座について、それぞれ受講期間や添削回数などの詳細を紹介します。
諒設計アーキテクトラーニング「メンタル心理ミュージックアドバイザーW資格取得講座」には、音楽療法カウンセラーの試験に向けた教材が含まれています。
基本講座の内容をみてみましょう。
対象となる資格 | 音楽療法カウンセラー メンタル心理ミュージックアドバイザー |
受講料 | 59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
基本講座は、協会の試験を受験して資格を取得したい方におすすめです。
コストを抑えた試験勉強が可能で、資格に精通したスタッフによる添削が5回受けられます。
1日30分の学習で、半年で効率的に音楽療法カウンセラー資格合格を目指せます。
ただし、スペシャル講座であれば、試験を受けなくても卒業課題の提出で資格取得が可能です。
確実に合格したい場合は、スペシャル講座の受講を検討してみると良いでしょう。
スペシャル講座の内容は以下の通りです。
対象となる資格 | 音楽療法カウンセラー メンタル心理ミュージックアドバイザー |
受講料 | 79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(資格試験免除) |
効率的に学習すれば、2ヶ月程度でメンタル心理ミュージックアドバイザーと音楽療法カウンセラーの両方の資格を取得可能です。
試験を受験する手間がかからず、卒業課題を提出するだけで、確実に資格取得ができます。
SARAスクールジャパンでは協会認定の「音楽療法資格取得講座」の中に、音楽療法カウンセラー資格の試験対策ができる講座が用意されています。
基本コースの内容をみてみましょう。
対象となる資格 | 音楽療法カウンセラー メンタル心理ミュージックアドバイザー |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
基本コースは、コスパよく資格取得を目指したい方におすすめです。
半年の間に2つの資格取得が可能で、履歴書に資格を記入できるでしょう。
試験を免除し確実に資格を取得したい方は、以下のプラチナコースを検討してみてください。
対象となる資格 | 音楽療法カウンセラー メンタル心理ミュージックアドバイザー |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(資格試験免除) |
プラチナコースは、卒業課題を1回提出して基準に達していれば、試験は免除になります。
費用はかかりますが、急いで資格を取得したい方にとって魅力的な講座です。
メンタル心理ミュージックアドバイザーとは、音楽の力を使い心の問題に寄り添える知識を持っていると証明できる資格です。
音楽療法カウンセラーと同じく、音楽を使った療法の知識が身に付きます。
音楽療法カウンセラー資格は、音楽の歴史を理解し、音を効果的に生活に取り入れる知識を証明され、取得後は福祉施設や講師として働く際に存分に活用できます。
また、空間における音楽の使い方も学べるため、一般企業でもオフィスや店舗づくりに良い結果をもたらす可能性は充分です。
音楽療法カウンセラー資格を獲得した後は、音楽の知識を発展させ、新たな仕事ややりがいに出会えます。
音楽療法カウンセラー資格に興味を持った人は、協会や認定の通信講座のサイトを確認し、資格取得を検討してみると良いでしょう。