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心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容は?

心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容は?

心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容は?

心理カウンセラーは、精神的な悩みを抱えている人の心に寄り添って、相手の話をしっかりと聴き、相談者が抱えている問題を一緒に乗り越えられるようにサポートしていく職業です。

【当記事をまとめると】

ストレス社会といわれる現代においては需要が多く、人気の高さがあります。

カウンセラーになるためにはどのような資格が必要なのか、仕事の内容や代表的な資格、資格取得が可能な通信講座を紹介します。

心理カウンセラー資格を取得できる通信講座 心理カウンセラー資格が取得できる通信講座

【心理カウンセラー資格についての掲載情報】

心理カウンセラーとは?

心理カウンセラーは、あらゆる心の悩みに耳を傾け、相談者が心の問題に向き合えるように支援します。

心理カウンセラーになるには?資格の種類や仕事内容、将来性を解説

そして、精神的に安定した状態を保てるような過ごし方や考え方を一緒に見つけていくのが目標となります。

そのために、心理カウンセラーは心理検査や心理療法のような専門的な知識を深め、人の心の構造について学んでいく必要があります。

心理カウンセラーになるには?必要な資格とスキルについて解説

「自分がおちこんでいるとき」「心のうちを密かに打ち明けたいとき」、どのような相手であれば信頼できるでしょうか。

「自分のパーソナルな悩みを家族や友人にも打ち明けづらい」そんな人の心の拠り所となれるのが、心理カウンセラーといえるでしょう。

 

ストレスが多いと言われる現代社会だからこそ、心理カウンセラーは求められる人材です。

心理カウンセラーの資格の必要性と学習方法

心理カウンセラーの資格の必要性と学習方法

心理カウンセラーの知識を資格取得で証明し、相談者と秘密保持契約を交わせば、相談者の方から「プライベートな内容も安心して話せる」という信頼感が得られます。

心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容を解説

また、相談者の態度や相談内容がどのようなものであっても、しっかりと受けとめられるように、心理カウンセラーは聴き手としての専門的知識が必要となります。

資格を取得する過程では心理検査や心理療法といった専門知識を学べるため、専門家として働くうえで安心です。

心理カウンセラーになるには?おすすめ資格・講座も解説

心理カウンセラーについて学習する方法は、通信講座の履修や教育機関に通う道があります。

大学や大学院での学習が必要になる公認心理師や臨床心理士は、国家資格であり、歴史ある資格として信頼性が高いメリットがあります。

 

デメリットは学習時間と費用がかかるところです。

それに対し、学会などに認定された一定の通信講座を受験すると受験資格や資格が認められるメンタル士心理カウンセラー®は、短期間で費用も抑え取得できるのが大きなメリットとなります。

 

デメリットは、教育機関が行うような臨床の体験学習が少ないところにあるでしょう。

今回ご紹介する心理カウンセラーの資格は最短2か月で資格が取得できるため、これを機に、キャリアデザインを見直してみるのも良いでしょう。

心理カウンセラーにはなれる?メリットや目指し方、必要な資格を解説

心理カウンセラーの仕事内容・主な勤務場所・年収

心理カウンセラーの仕事内容・主な勤務場所・年収

心の悩みには、人間関係の問題、経済的な問題、傷病の影響や過重労働による疲労感などがあります。

このような問題は、「どこにでも」「誰にでも」起こりうるため、心理カウンセラーが必要とされる職場は多岐にわたります。

それぞれの勤務場所の平均年収について紹介します。

病院やクリニックで働く場合の年収

精神科医が開業されているメンタルクリニックや総合病院の心療内科、精神科で働く場合の平均的な年収は、およそ300〜400万円といわれています。

常勤で働く人もいますが、心理カウンセラーは非常勤で複数の病院をかけもちしている人が多いです。

さまざまな職場で臨床経験を積むのも、専門家として成長できる大きなチャンスとなります。

非常勤で働く際の時給は1,500〜2,000円程といわれています。

企業で働く場合の年収

企業で雇用される産業カウンセラーは、平均的な年収が300〜400万円程になるといわれています。

産業での職場を考えるときは、その企業の分野や業界を知るのが大切です。

業界や企業の特徴を事前に把握しておくと、相談者の悩みに専門的な内容が出てきても対応できるでしょう。

職場における不満や不安を傾聴しストレス緩和に繋がるアドバイスを伝え、会社での居心地を改善するように努めるのが、カウンセラーの役割となります。

働き方としては非常勤での雇用が多く、週に何日か勤務する契約をしている場合もあります。

学校で働く場合の年収

小学校・中学校・高校・大学の学生相談室などでカウンセリングをしていきます。

平均年収はおよそ300〜400万円です。

時給は3,000円〜5,000円程といわれており、取得している資格や経験によっても、収入は異なります。

大学生というとキャリア支援も視野に入るため、進路についてもサポートする知識や資格が必要になるでしょう。

いじめや不登校などに悩む生徒や保護者の方からも相談を受けます。

 

相談窓口として頼られるのはやりがいともいえるでしょう。

福祉の現場で働く場合の年収

心理カウンセラーの働く場所として、介護・福祉の現場にも需要はあります。

高齢者社会である日本では、高齢者福祉の分野は就職先が多く、カウンセラーも働き手として求められているのです。

また、児童福祉の分野でも心理カウンセラーの需要は高いです。

様々な個性を持った児童に向き合い、それぞれの成長を見守れるのは、働きがいにも繋がるでしょう。

介護施設や障がい者福祉施設、児童発達支援センターなどでの平均年収は、300万円以上が目安となります。

独立開業した場合の平均給料・年収

心理カウンセラーとして活躍するために、独立開業をする方もいます。

フリーランスになると、仕事が自由にできるようになるので、家事や育児との両立もしやすくなるでしょう。

最近ではオンラインでの面談もできるようになり、働き方のさまざまな可能性を模索していくのも楽しく感じられます。

その分、安定した収入は難しくなりますが、1,000万円以上の高所得を得られる可能性もあるでしょう。

心理カウンセラーとしてのやりがい

心理カウンセラーのやりがいは「人の心に寄り添える」「人生の伴走者となれる」点にあるといえます。

相談者の悩みに共に向き合い、心にある問題を解消していく過程そのものを体感できるのが、カウンセラーとしての喜びになり得ます。

相手の心が軽くなり、生きやすさを得られる手助けとなれるのは、自分の存在が相手にとっていい効果を生んだという実感をもてるのは素晴らしい経験となるでしょう。

心理カウンセラーの代表的な資格

心理カウンセラーの代表的な資格

心理カウンセラーの資格には国が認める国家資格と、民間の協会に認定されるものがあります。

 

その中でも代表的な資格は、以下の4つです。

公認心理師

公認心理師国家資格です。

受験資格を取得するには、大学で心理学を学んだ後に、「大学院へ進学する」もしくは「就職先で実務経験を積む」などの道があります。

民間の「臨床心理士」の資格をベースにしてできた、比較的新しい資格です。

これから先の需要がどのように変化していくかは、まだわかりません。

臨床心理士

次いで、代表的なのは、指定大学院などを修了すると受験資格を得られる「臨床心理士」となります。

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会」が認定するものです。

家族療法、認知行動療法、心理検査などを履修し、実際の臨床を体験する実習が教育プログラムに含まれています。

これらの資格は受験資格を得るのに時間がかかるため、短期での取得を望まれる方にはむずかしいでしょう。

そこで、「学校に通う時間はないけど、カウンセラーの仕事をしたい」「短期の通信講座で資格を取得したい」という方に、これからオススメの資格をご案内します。

メンタル士心理カウンセラー®

それが「メンタル士心理カウンセラー®」と「メンタル心理インストラクター」です。

メンタル士心理カウンセラー®は、「日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)」が認定している資格となります。

心理学の基礎知識を学び、さまざまなストレスから起こる症状の知識を深められるでしょう。

また、治療方法を十分に理解する教育プログラムが組まれているため、カウンセラーとして活動できるレベルに至っていると認められている資格でもあります。

メンタル心理インストラクター

一方のメンタル心理インストラクターは、「日本インストラクター技術協会(JIA)」が認定している資格です。

カウンセリングにおける以下のような知識を深め、倫理観を学んでいきます。

  • インテーク面接
  • 共感的理解
  • 転移
  • 適応機制
  • カタルシス
  • 心理アセスメント
  • チーム医療
  • 地域精神医療
  • ケースカンファレンス
  • 来談者中心療法
  • 指示的カウンセリング

チーム医療というと、臨床現場で携わる際に、精神科医、精神保健福祉士、ケースワーカー、看護師、介護士、言語聴覚士など、さまざまな職種の人たちと関わりながらの仕事になります。

 

たくさんの人と関わりながら支え手となれるのが、カウンセラーとしてのやりがいともいえるでしょう。

メンタル士心理カウンセラー®になるためにおすすめの資格

メンタル士心理カウンセラー®になるためにおすすめの資格

メンタル士心理カウンセラー®は、短期間で心理カウンセラーを目指す人に向いている資格です。

また、後述する通信講座では、同時にメンタル心理インストラクターの資格も取得できるので、専門家としての知見が広がるでしょう。

 

それぞれの資格の受験費用や合格基準などをご紹介します。

メンタル士心理カウンセラー®

インターネットでの申し込みと在宅受験は時間の融通が利くため、忙しい時にも安心です。

受験料 10,000円(消費税込み)
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
申込方法 協会公式サイトの資格ページから

試験は2月、4月、6月、8月、10月、12月年6回になります。

学習ペースを考慮し、どの時期に受験するのが最適か考えてみてください。

資格検定試験 2ヶ月に1回開催
申込期間 試験のある月の1ヶ月前の初日から末日まで
例:2月試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで
試験期間 試験のある月の20日から25日の6日間
答案提出期限 試験のある月の30日必着(2月のみ28日)
合格発表 試験のあった翌月の20日

試験は年に6回あるため、学習が完了した後あまり間を開けずに受験できます。

メンタル士心理カウンセラー®

メンタル心理インストラクター

メンタル心理インストラクターは、短期間での習得が可能であるため、現在転職を考えられている方におすすめです。

受験料 10,000円(消費税込み)
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
申込方法 インターネットからの申込み

試験は2月、4月、6月、8月、10月、12月年に6回あります。

資格検定試験 2ヶ月に1回開催
申込期間 試験のある月の1ヶ月前の初日から末日まで
例:2月試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで
試験期間 試験のある月の20日から25日の6日間
答案提出期限 試験のある月の30日必着(2月のみ28日)
合格発表 試験のあった月の翌々月10日

受験の条件は設けられていないため、誰でも申し込める資格試験です。

在宅受験ですが答案用紙には提出期限があるため、必着日に間に合うよう投函してください。

メンタル心理インストラクター

資格取得におすすめの資格講座

資格取得におすすめの資格講座

心理カウンセラーでおすすめの資格はメンタル士心理カウンセラー®とメンタル心理インストラクターです。

これらの講座を受講するメリットは「短期間で確実に資格を取得できる」コースがあるところです。

メンタル士心理カウンセラー®W資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトは「基本講座」と「スペシャル講座」の2種類から選べます。

まずは基本講座を紹介します。

対象となる資格 メンタル士心理カウンセラー®
メンタル心理インストラクター
受講料 59,800円
分割 3,300円×20回(初回4,276円)
受講期間 6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数 5回

1日30分の学習時間から、完全個別指導のサービスが受けられます。

次にスペシャル講座を紹介します。

対象となる資格 メンタル士心理カウンセラー®
メンタル心理インストラクター
受講料 79,800円
分割 3,800円×24回(初回3,891円)
受講期間 6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数 5回+卒業課題1回

スペシャル講座は協会認定コースで卒業免除の特典があります。

添削課題をクリアした後卒業課題の提出で、卒業と同時に心理カウンセラーに関する2つの資格を取得できます。

 

確実に資格を取得したい方は、スペシャル講座の受講が良いでしょう。

メンタル士心理カウンセラー®W資格取得講座

心理カウンセラー資格・メンタル資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンは、初心者でもわかりやすい丁寧な指導や教材を扱っているのが特徴です。

講座は「基本コース」と「プラチナコース」の2種類から選べます。

基本コースの概要は次の通りです。

対象となる資格 メンタル士心理カウンセラー®
メンタル心理インストラクター
受講料 59,800円
受講期間 6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数 5回

1日30分の学習から、最短2ヶ月から6ヶ月での資格取得を実現できます。

 

時間に余裕をもった受講ができるため、キャリアアップや副職としてカウンセラーの業務を検討されている方にもおすすめです。

プラチナコースの概要は次の通りです。

対象となる資格 メンタル士心理カウンセラー®
メンタル心理インストラクター
受講料 79,800円
受講期間 6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数 5回+卒業課題1回

プラチナコースは卒業課題を提出すると資格試験が免除となり、確実に2つの資格を取得できます。

心理カウンセラー資格・メンタル資格取得講座

カウンセラーは生涯働きつづけられる有望な職業

心理カウンセラーが働ける職場は、医療、産業、教育、福祉など多様にあります。

メンタル士心理カウンセラー®」「メンタル心理インストラクター」といった資格を取得し、今後の活躍できる場所を広げていきましょう。

現代社会では、さまざまな業務が機械化・自動化されています。

記事の執筆や校正、税務処理、多言語翻訳、芸術作品の創作なども、今では人を介さず、AIやアプリで行われる時代になってきました。

一部では、心理学の分野でも、心理療法を取り入れたゲームが開発されたり、認知行動療法的なアプリが開発されたりしています。

しかし、人が人と対話する尊さは、これからも損なわれるものではありません。

これからは「人間」として働く意味が大きい職業である方が、より生き残りやすい社会になっていくと思われます。

誰かの心に寄り添える人間でいられる」のは、それだけで今後の社会でも生涯働きつづけられる力を身に着けているといえるでしょう。

 

これからの人生のキャリアアップとして、まずは各通信講座のHPや資料から、その内容を体感してみてください。

心理カウンセラー資格を取る!資格の種類と取得までの最短ルートを紹介

「心理カウンセラー資格」には、国家資格や民間資格などいくつもの種類があります。 「心理カウンセラー資格」の種類が多すぎて、カウンセラーになるには「どの資格が必要なのか分からない」方も多いのではないでしょうか。 悩みをもつ方の相談に乗ったり、精神的な問題を抱えている方に寄り添い問題解決に導いたり、「心理カウンセラー」は今後ますます必要とされる職業です。 ここでは、「心理カウンセラー資格」について4種類ご紹介し、資格を取得するための最短ルートを見ていきます。 心理学は、奥が深い学問です。 大学・大学院に進学し、じっくり学ぶ方法もありますが、通信講座で専門知識や技法を学ぶ方法もあります。 自分の状況にあった学び方を見つけていきましょう。

それでは、早速見ていきましょう。

心理カウンセラー資格の種類

「心理カウンセラー」になるために資格は必要なのかといえば、絶対に資格がなければならないことはありません。 ですが、資格保有が必須条件となっている職場は多いです。 相談者に安心してカウンセリングを受けてもらうときにも、「心理カウンセラー」の資格があると、知識やスキルの証明になります。 また、カウンセラー自身が、カウンセリングに関する専門的な知識や技術を学ぶためにも、資格を取得することをおすすめします。 資格を取得する前に、自分はどの分野で働きたいのかを考えておきましょう。 「心理カウンセラー」は、活躍できる分野が多岐にわたります。 働きたい分野に適した資格を取得しましょう。
心理カウンセラーが活躍する分野
  • 教育
  • 医療
  • 企業
  • 介護・福祉
  • 地域 コミュニティ
求人票の必須資格に、具体的な資格名が書かれていた場合は、その資格が必要になります。 例えば、資格条件に「公認心理師」と書かれていたら、「公認心理師」の資格取得の必要があります。 「公認心理師」は国家資格であり、受験資格に「4年制大学・大学院にて所定の科目を修了した者」とあります。 「公認心理師」は大学に通う必要があるため、状況によっては資格の取得が難しいこともあります。 ですが、「心理カウンセラー資格」は、さまざまな団体が認定するものが数多くあるため、民間資格として通信講座や資格スクールにて短期間で学ぶこともできます。
最短ルートでは、通信講座にて2か月で「心理カウンセラー資格」が取れるものもありますので、「大学に通えないから心理カウンセラーになれない」ことはありません。 それぞれの資格を見て、自分の状況に合う「心理カウンセラー資格」を見つけましょう。
心理カウンセラー資格を取得できる通信講座 心理カウンセラー資格が取得できる通信講座

メンタル士心理カウンセラー®

メンタル士心理カウンセラー®
「メンタル士心理カウンセラー®」は、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が主催しており、心理学の基礎知識・様々なストレスから起きる症状・また症状別の治療方法を十分に理解し、カウンセラーとして活動するレベルあることを認定する資格です。 メンタル士心理カウンセラー®資格とは?
メンタル士心理カウンセラー®
受験資格 問わない
試験内容 メンタル心理カウンセラーの基礎知識・心理的ストレスによる症状・回復するための治療法等
実施時期 年6回(偶数月)
合格基準 70%以上の評価
受験費用 10,000円(税込)
「メンタル士心理カウンセラー®」の試験内容は3分野あり、具体的には以下の内容です。
メンタル士心理カウンセラー®の試験内容
  • メンタル士心理カウンセラー®の基礎知識
  • 心理的ストレスによる症状・心理的ストレスが招く特徴的症状・心理的ストレスの主な原因
  • 回復するための治療法・治療に関して知っておくこと・外部的治療法・内部的治療法
「メンタル士心理カウンセラー®」は、企業内カウンセラーとして働く従業員のメンタル面の問題を、心理学の知識と技法によって解決に導いていきます。 プロのカウンセラーを目指す方や、日常生活で心理学を役立てたい方におすすめです。

メンタル心理インストラクター

メンタル心理インストラクター
「メンタル心理インストラクター」は、日本インストラクター技術協会(JIA)が主催しています。 カウンセリング知識・倫理・インテーク面接・共感的理解・転移・適応規制・カタルシス・心理アセスメント・チーム医療・地域精神医療・ケースカンファレンス・来談者中心療法・指示的カウンセリングなどを、十分に理解したことを証明します。 メンタル心理インストラクター資格とは?
メンタル心理インストラクター
受験資格 問わない
試験内容 メンタル心理インストラクターの基礎知識・クライアントと家族の関係性・社会復帰に向けて
実施時期 年6回(偶数月)
合格基準 70%以上の評価
受験費用 10,000円(税込)
「メンタル心理インストラクター」の試験内容は3分野あり、具体的には以下の内容です。
メンタル心理インストラクターの試験内容
  • メンタル心理インストラクターの基礎知識・家族と共に治療する
  • クライアントと家族の関係性・適度なサポート
  • 社会復帰に向けて・予防のための生活改善・社会復帰を助ける支援制度
メンタル心理に関する仕事は、相談者の心のケアが目的のため、心理学の知識やテクニックを用いてカウンセリングを行います。 直接的な治療や施術はできませんが、「メンタル心理インストラクター資格」では、カウンセラーとしての心構え・カウンセリングをする上での注意点やテクニック・様々な医療に関する知識を学ぶことができます。

公認心理師

「公認心理師」は、心理系唯一の国家資格です。 2017年に新設され、第1回の試験が2018年9月に行われました。
公認心理師
受験資格 4年制大学・大学院にて所定の科目を修了した者
試験内容 公認心理師として具有すべき知識及び技能
実施時期 年1回
難易度 高くなる傾向(合格率:2018年79.6%・2019年46.4%)
受験費用 28,700円(税込)
「公認心理師」はまだ新しい資格のため、受験資格を得るには、経過措置を含め8つのルートがあります。 主な受験資格は「4年制大学と大学院で指定科目を修了した者」ですが、「4年制大学で指定科目を修了し、その後2年以上の実務経験を積む」「海外の大学・大学院で必要科目を修了する」方法もあります。 また、経過措置では、公認心理師試験の「指定科目を公認心理師施行前に履修していた人」が対象となり、公認心理師試験の「指定科目を大学・大学院で履修している」等があります。 自分が該当するか気になった方は、「一般財団法人 日本心理研修センター」のホームページで確認しましょう。 「公認心理師」は、心理学に関する専門知識及び技術をもって、国民の心の健康の保持増進を行うことを目的としています。 「心理士」は民間資格で多く使用されているため、「心理師」とし、「公認心理師が名称を独占する国家資格である」ことを分かりやすくしています。 「公認心理師」の資格を取ることで、心理学の知識・技術があることが国から証明されますので、「医療・教育・産業・福祉・司法」のあらゆる分野での活躍が期待できます。
心理カウンセラー資格を取得できる通信講座 心理カウンセラー資格が取得できる通信講座

臨床心理士

「臨床心理士」は、日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。 「臨床心理士」は特によく知られている資格で、公的機関で心理診断業務に携わりたい場合、「臨床心理士」資格の取得を必須とする場合もあります。 「臨床心理士」は更新制度があり、一度取得した後も、5年ごとに再認定を受ける必要があります。 勉強し続ける必要があるため、信頼性の高い資格です。
臨床心理士
受験資格 指定大学院を修了し所定の条件を満たしている者。臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了した者等
試験内容 一次試験(多肢選択方式試験・論文記述試験)・二次試験(口述面接試験)
実施時期 年1回
合格率 60~65%前後
受験費用 30,000円
「臨床心理士」は、日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院を修了する必要があるため、大学院への通学が必須です。 臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、「こころ」の問題にアプローチする、「心の専門家」として高く評価されています。 「臨床心理士」は、小・中学校のスクールカウンセラーとして必要な「心理専門職」に認定されており、教育の現場で活躍する方も多くいます。

心理カウンセラーの仕事内容と平均年収

ここまで見てきて、「心理カウンセラー」には国家資格から民間資格まであり、どの資格も「心理カウンセラー」として様々な場所で働けることが分かりました。 ここでは、「心理カウンセラー」の仕事内容や平均年収について、具体的に見ていきましょう。

仕事内容

「心理カウンセラー」の仕事内容は、心に悩みを抱えている方に対して悩みを傾聴し、質問したり要約することで悩みを抱えている方自身が、問題を整理し解決できるようにサポートすることです。 一口に「心理カウンセラー」といっても、活躍する分野によって「スクールカウンセラー(学校)」「産業カウンセラー(企業)」「カウンセリング外来(病院)」と、名称が変わってきます。 「スクールカウンセラー」であれば、教育現場における第三者的な立場で、子どもや保護者・教職員の相談にのります。 「産業カウンセラー」であれば、企業内で働く社員に対して、カウンセリングを行います。 「カウンセリング外来」であれば、精神科医とは違うアプローチで、相談者自身が問題解決できるようにサポートしていきます。 精神科医は「医師」のため、薬の処方ができたり、病気の治療を行なったりします。 「心理カウンセラー」が行えるのは「カウンセリング」なので、相談者の話を傾聴し、相談者が抱えている問題に対して「相談者自身がどうしたいのか、どうなりたいのか」を決めてもらい、サポートしていきます。 「心理カウンセラー」は、独立開業して相談に乗ったり、自宅でのメールや電話カウンセリングで働いたりもできるため、働き方は多種多様です。

平均年収

「心理カウンセラー」の平均年収は、350~460万円ほどです。 国税庁の「令和元年分民間給与実態統計調査結果」によると、給与所得者の平均年収は436万円です。 「心理カウンセラー」の平均年収は一般的な水準にあり、平均的だと言えます。 ただし、「心理カウンセラー」は様々な分野で活躍しているため、職場ごとに平均年収が異なります。
職場別平均年収
医療カウンセラー 440万円
スクールカウンセラー 360万円
臨床心理士 430万円
福祉カウンセラー 420万円
「スクールカウンセラー」は、非常勤で時給制となっていることが多いです。 そのため、年収が低めになってしまいます。 心理カウンセラーの平均年収参考

最短ルートは2か月!心理カウンセラーになる方法

「心理カウンセラー」になりたい場合、叶える方法は多数あります。
心理カウンセラーになる方法
  • 大学・大学院で学ぶ
  • 民間スクールで学ぶ
  • 通信講座で学ぶ
「費用が高額になっても構わない」「何年かかっても構わない」場合は、大学・大学院で学ぶと、「公認心理師」や「臨床心理士」を目指せます。 「大学に行くほどの費用は出せないけど、講義を聞きたい」「仲間と切磋琢磨したい」場合には、民間スクールがあります。 「自分のペースで学びたい」「最短で学びたい」「費用を抑えたい」場合は、通信講座がおすすめです。

大学・大学院

「公認心理師」や「臨床心理士」資格を取るのであれば、大学・大学院に行かなければなりません。 特に「臨床心理士」では、指定の大学院か専門職大学院を卒業することが受験資格となっていますので、指定の大学院を卒業する必要があります。 大学・大学院で6年かけて心理学を学ぶことになるため、学費も高額になりますが、得る知識や技術も高くなります。

民間スクール

大学・大学院のほかにも、「心理カウンセラー」向けの民間スクールがあります。 スクールごとに、取れる資格が異なります。 スクール受講であれば、比較的短期間で「心理カウンセラー資格」の取得ができます。 通学することで、自身と同じ「心理カウンセラー」を目指す仲間にも出会えるため、継続して学習しやすいです。

通信講座

「心理カウンセラー資格」は、通信講座でも取得できます。 「家事・育児・仕事で通学できない」「近くに学校がない」方でも、通信講座なら問題なく学習を進められます。 自分のペースで資格を取得できるのが、通信講座の魅力です。 「SARAスクールジャパン」でおすすめしているのが、SARAの「心理カウンセラー資格講座」です。 「基本コース」と「プラチナコース」があり、「プラチナコース」なら、心理カウンセラーの人気資格「メンタル士心理カウンセラー®資格」と「メンタル心理インストラクター資格」の2つの資格を、試験免除で取得できます。
SARAスクールジャパン 基本コース プラチナコース
特徴 初期投資を抑えたい方 (試験対策講座) 100%資格取得 (資格保証)
受講期間 6ヶ月 (最短2ヶ月) 6ヶ月 (最短2ヶ月)
添削課題 5回 5回+卒業課題1回
費用 59,800円 79,800円
資格試験料金 各10,000円 (合計20,000円) 不要
SARAの「心理カウンセラー資格講座」は1日30分の学習で、最短2か月で資格取得が可能です。
はじめて心理学を学習する方でも、約6か月で無理なく「心理カウンセラー資格」を学べるように、オリジナル教材で基礎知識を習得し、練習問題で学習の定着度を確認します。 「基本コース」と「プラチナコース」は費用の差が20,000円ですが、資格試験料金を合わせると「基本コース」も79,800円となり、「プラチナコース」と費用は同じです。 そのうえ、一度で資格試験に受からなければ再受験となり、更に資格試験料金が必要になります。 その点「プラチナコース」なら、卒業課題の提出で資格認定されますので、79,800円以上かかる心配がありません。 「プラチナコース」なら、卒業時に「メンタル士心理カウンセラー®」と「メンタル心理インストラクター」の2つの資格が同時に取得できるため、「心理カウンセラー」として働くときにも心強いのです。

まとめ

「心理カウンセラー資格」を取得する場合、一番有名なのは「臨床心理士」です。 そして、新しい国家資格の「公認心理師」は、今後、需要が増えてくるでしょう。 ですが、この2つの資格は大学・大学院を卒業しなければならないため、ハードルが高いです。 そこで、これから「心理カウンセラー資格」を取得するなら、SARAスクールジャパンの「心理カウンセラー資格講座」がおすすめです。
心理カウンセラー資格を取得できる通信講座 心理カウンセラー資格が取得できる通信講座
カリキュラムは初級・中級・上級と分かれており、「心理カウンセラーの基礎知識」「具体的な治療法」「患者の社会復帰に向けたアプローチ」を学習していきます。 「メンタル士心理カウンセラー®」と「メンタル心理インストラクター」2つの資格の内容を網羅するカリキュラムとなっており、カウンセラーに必要な知識が、わずかな期間でしっかりと身に付きます。 「心理カウンセラー資格を取りたい!」「最短ルートでなるべく早く取りたい!」方に、SARAスクールジャパンのような通信講座がぴったりです。

心理カウンセラー資格の関連情報

「心理カウンセラー資格」について書かれているページをまとめています。

1) 心理カウンセラー資格・女子SPA

2) 心理カウンセラー資格・Newsweek

3) 心理カウンセラー資格・anan

4) 心理カウンセラー資格・マイナビウーマン