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精神科ソーシャルワーカー

目次
精神科ソーシャルワーカーとは・主な仕事内容
精神障害や精神科治療をされている患者さんが社会復帰できるように手助けをするのが精神科ソーシャルワーカー。精神健康福祉士とも言います。精神ソーシャルワーカーは、医療職ではなく、医療行為や治療に携わる事が出来ない為、患者さんに生活面や精神面でのサポートをするのが仕事です。
精神を患っている方は、様々な要因や原因によって精神に異常を来す病を引き起こしている為、精神ソーシャルワーカーは病の要因や原因を把握し、さらなる精神的負担が増えないようなケアをご家族に協力してもらえるよう促します。また、精神治療をされている方は、普段の生活や仕事などが通常通りに送れない場合もあれば、異常行動をしてしまう恐れもある為、ご家族へ病気に対する理解を深めてもらったり、関係各所への連絡調整なども行います。
精神ソーシャルワーカーは、医師・看護師・臨床心理士などと連携を取り、メンタルヘルスを行ったり、精神ソーシャルワーカーとしての知識を持って、患者さんが安心して治療が行えるように、また、通常の生活が送れ、社会復帰ができるような手助けや生活支援などをしています。
また、日常生活に適応する為の訓練を行ったり、社会復帰が出来るような就業前トレーニングとして、一緒に作業をしたりなどの活動もしています。
精神科ソーシャルワーカーの働く業界
病院(精神科・心療内科など)、精神障害者生活訓練施設、精神障害者授産施設などで勤務しており、近年では一般企業などでも社員へのメンタルヘルスを目的に募集されている場合もあります。
・病院(精神科・心療内科)
・精神障害者生活訓練施設
・精神障害者授産施設
精神科ソーシャルワーカーになるには
精神科ソーシャルワーカーを目指す為には、精神科ソーシャルワーカーとしての知識や技術を身に付ける必要があり、専門の大学や学校などで知識や技術を身に付けて、資格を取得し病院などに就職するのが一般的です。
精神科ソーシャルワーカーの給料
・就業時間:160時間/月 ※就業場所によって異なる
・平均給与:22~24万円/月 (初任給)
・男女比率:(男性)3:(女性)7
精神科ソーシャルワーカーに必要な資格・有利な資格・価値ある資格
精神科ソーシャルワーカーとして働く際には、特に必要な資格はありませんが、就職するには厚生労働省が認定する国家資格の精神健康福祉士を取得している事が条件となっている場合が多いと言えます。
精神科ソーシャルワーカーへの近道アドバイス
精神科ソーシャルワーカーになりたいなら、厚生労働省が定めた指定科目を開講している大学にて知識を身に付け、資格を取得するのが一番でしょう。
今、業界で人気の精神科ソーシャルワーカー資格
- 精神健康福祉士:厚生労働省
- 社会福祉士:厚生労働省
- 認定心理士:(公)日本心理学会