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認知症ケア

目次
認知症ケアとは・主な仕事内容
認知症の方へ様々なケアを施すのが認知症ケア。認知症の方は通常の生活が困難な方が多く、また自身の意思や異常をうまく表現できなかったりするので、認知症ケアがそれらを補うサポートをします。
意思表示が出来なかったり、言葉が喋れなかったりと認知症の方へのケアには細心の注意と様々なケア方法があります。観察による認知症の方の現状把握を行う見守り・観察ケア、意思表示が出来ない・うまく話す事ができない方への健康管理のケア、身体言語を活用しながら認知症の方の感情や行動の意味を理解する関わりケア、何がしたいのか・何が出来るのかなどを把握する興味・関心を探るケア、新しい情報提供や助言による気分転換のケア、認知症の方が安心して生活できる住環境の提供、視覚・味覚・嗅覚・聴覚・触覚などの五感を刺激するケア、本人の尊重を守るケアなど、認知症の方だからこそ、様々な気配り・目配りが必要となり、認知症の方が安心して生活出来るようなケアやサポートを行います。
また、認知症ケアの仕事は、介護業界ではケアマネージャーや介護福祉士などのサポート役の位置づけとなっており、必ずしも認知症専属で業務を行う訳ではない為、資格取得者の多くはヘルパーや介護福祉士の資格と併用して業務を行っています。
認知症ケアの働く業界
認知症ケアは認知症の方を多く抱える、特別養護老人ホームや介護老人保健施設など、介護施設全般が活躍の場であり多くの募集がされています。雇用形態は正社員・契約社員などで就業をしています。
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- 病院・医療機関
認知症ケアになるには
認知症ケアを目指すためには、ケアの方法や介助方法など様々な知識と技術が必要となります。介護施設などに務め知識・経験を積み、専門学校や通信教育などを受講して資格を取得すると良いでしょう。
認知症ケアの給料
- 就業時間:160時間/月 ※就業先によって異なる
- 平均給与:18万円~20万円/月
- 男女比率:(男性)3:(女性)7
認知症ケアに必要な資格・有利な資格・価値ある資格
認知症ケアとして働く際には、(一)日本認知症ケア学会の認知症ケア専門士の資格と併せて、日本ホームヘルパー協会の介護職員初任者研修などを受講されると良いでしょう。
認知症ケアへの近道アドバイス
認知症ケアになりたいなら、資格を取得するのが一番でしょう。併用して介護職員初任者研修などを受講することで就職が有利となります。