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音楽療法資格のおすすめ5選

音楽療法資格のおすすめ5選

音楽療法資格のおすすめ5選
「音大を出てないけど、音楽療法の資格って取れるの?」 「働きながら音楽療法の資格を取りたい。」 福祉や病院の現場で働く方にとって、患者さんの笑顔を見るのは何よりも喜びです。 音楽療法でそんな喜びを与えられたら、仕事に生きがいを持てるでしょう。 そんな方のために、働きながら取得できる音楽療法資格があります。 資格取得で音楽療法を学び、音楽の力を感じてみませんか?

【音楽療法資格についての掲載情報】

1. 音楽療法とは

「音楽療法」は、音楽によって心身機能のサポートや生活の質の向上、気分向上などの働きを利用して、相談者が抱える問題や悩みごとの改善を目的としています。 また、音楽療法では「歌や楽器を演奏する」「音楽を聴く」「音楽にあわせて体を動かす」などの活動をおこない、「リラクゼーション効果がでる」「食欲が増す」「ぐっすり眠れる」「笑顔が増える」などの効果が期待できます。 音楽療法資格は国家資格ではありませんが、適切な知識や専門的なスキルを身に付けることで、対象者に的確なアドバイスができるようになるでしょう。 音楽療法資格を取得すると、福祉・医療の現場などで活躍できるほか、人に喜びを与えることで人生に生きがいを持てるような職業に就けます。 音楽療法資格を取得できる通信講座 音楽療法資格を取得できる通信講座

2. 音楽療法資格おすすめ5選を紹介

音楽療法資格には、通信教育により短期間で取得できる資格と、大学・短大・専門学校で単位を取ることを前提とした資格の2種類があります。 前者は実技を必要とせず音楽療法の幅広い知識を学ぶことで資格取得が可能ですが、後者の取得には実技や専門的な音楽知識が必要です。 ここから、音楽療法資格のおすすめ5選をご紹介します。 音楽療法資格の取得を目指している方は、ぜひ参考にしてください。

2-1. メンタル心理ミュージックアドバイザー

メンタル心理ミュージックアドバイザー 「メンタル心理ミュージックアドバイザー」とは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の認定資格です。 音楽の利用により癒しの効果を最大限に引き出し、ストレスなどの問題改善や心身の健康維持に作用する音楽療法に精通していることを証明する資格です。メンタル心理ミュージックアドバイザー資格とは? メンタル心理ミュージックアドバイザーの資格を取得することで、音楽と心をつなげる専門家として、音楽療法に関係するあらゆる能力を適切に扱うことが可能になります。 資格取得後は、医療や福祉の現場で音楽と医療の両面から、音楽療法のプロフェッショナルとして活躍できるでしょう。

2-1-1. メンタル心理ミュージックアドバイザー資格の取得方法・試験難易度・受験料

音楽療法について詳しく学び、資格を取得して仕事に就きたい!そんなあなたには通信教育で学べる「メンタル心理ミュージックアドバイザーW資格取得講座」がピッタリです! 「諒(りょう)設計アーキテクトラーニング」の通信講座は、自宅で音楽療法について学びながら、就職や独立に役立つ2つの資格がわずか2ヵ月で取得できます。 ①メンタル心理ミュージックアドバイザー ②音楽療法カウンセラー 講座には、「通常講座」と「スペシャル講座」があります。 通常講座:2つの資格試験をそれぞれ受験し合格することで資格取得 スペシャル講座:課題を全てクリアし卒業すると試験免除、卒業と同時に2資格取得 「諒(りょう)設計アーキテクトラーニング」の通信講座では、音楽療法について基本的な知識が丸ごと自宅で学べます。 【試験詳細と難易度】 受験料:10,000円(税込) 受験申請:インターネットからの申し込み 受験方法:在宅受験 試験内容:音楽の力・音楽の力の原理・音楽の力と生活・音楽の力の効果・音楽の力の理論 難易度:70%以上(100点満点で70点以上)の正答率で合格 「メンタル心理ミュージックアドバイザーW資格取得講座」はこちら

2-2. 音楽療法カウンセラー

音楽療法カウンセラー 「音楽療法カウンセラー」は、日本インストラクター技術協会(JIA)の認定資格です。 音楽の歴史・効果などさまざまな知識に精通しているほか、空間における音楽の考え方・利用方法を習得したことを証明します。 音楽療法カウンセラーの資格を取得することで、空間における音楽の役割を理解し、家・オフィスなど、さまざまな場所で落ち着いた空間を作ることが可能です。 資格取得後は、高齢者施設・児童養護施設・病院・福祉施設などで活躍できます。音楽療法カウンセラー資格とは?

2-2-1. 音楽療法カウンセラー資格の取得方法・試験難易度・受験料

音楽療法について詳しく学び資格を取得して仕事に就きたい!そんなあなたには通信教育で学べる「音楽療法資格取得講座」がピッタリです! 「SARAスクールジャパン」の通信講座は、自宅で音楽療法について学びながら就職や独立に役立つ2つの資格をわずか2ヵ月で取得できます。 ①音楽療法カウンセラー ②メンタル心理ミュージックアドバイザー 講座には、「基本コース」と「プラチナコース」があります。 基本コース:2つの資格試験をそれぞれ受験し合格することで資格取得 プラチナコース:課題を全てクリアし卒業すると試験免除、卒業と同時に2資格取得 「SARAスクールジャパン」の通信講座では、音楽療法について基本的な知識が丸ごと自宅で学べます。 【試験詳細と難易度】 受験料:10,000円(税込) 受験申請:インターネットからの申し込み 受験方法:在宅受験 試験内容:音楽療法とQOL・さまざまな音楽療法・音楽療法の実際・ホスピスでの音楽療法・音楽療法への携わり方 難易度:70%以上(100点満点で70点以上)の正答率で合格 「音楽療法資格取得講座」 はこちら

2-3. 音楽健康指導士

「音楽健康指導士」は、日本音楽健康協会認定の「うたと音楽」を使ったレクリエーションを実践できるスキルを証明する資格です。 音楽健康指導士の資格取得により、高齢者施設などでのレクリエーション計画に自信のない方でも、自信を持って取り組めるようになります。 資格取得後、介護施設や市民施設などで、高齢者向けのレクリエーションのレパートリーを増やすことが可能です。

2-3-1. 音楽健康指導士資格の取得方法・試験難易度・受講料

「生涯学習のユーキャン」の「音楽健康指導士講座」を受講終了後、試験に合格すると資格取得できます。 【試験詳細】 受講料:34,000円(税込) ※受講料は試験代を含む 受講申請:インターネットからの申し込み 受験方法:在宅受験 難易度:70%以上(100点満点で70点以上)の正答率で合格 ※受講期間内ならば、3回まで再受験可能

2-4. 学会認定音楽療法士

「学会認定音楽療法士」は、一般社団法人日本音楽療法学会の認定資格で、医療・福祉・教育などの専門職であると同時に音楽の専門家です。 「学会認定音楽療法士」の資格取得には、「音楽や音楽療法についての知識と技術」「医学・福祉・心理学の知識」「音楽の技術」「援助の技術」が必要です。 音楽療法士の資格取得には、日本音楽療法学会認定の大学・短大・専門学校で音楽療法について学ぶ「認定校コース」と、社会人が参加できる「必修講習会コース」があります。 ただし、必修講習会コース受講については一定の条件を満たす必要があります。 資格取得後は、医療・福祉・教育現場で音楽療法士として活躍できます。

2-4-1. 学会認定音楽療法士資格の取得方法

【認定校コース】 ①認定校への入学 ②必要単位を取得する ③「音楽療法士(補)試験」に合格することで、卒業見込み時に受験資格取得 ④面接試験 ⑤音楽療法士資格取得 【必修講習会コース】 講習会参加条件 ・日本音楽療法学会の正会員であること ・大学・短大・高等専門学校・専門学校を卒業 ・海外の大学については書類審査あり ・臨床経験5年以上(音楽を使用した臨床経験2年を含む) ①ピアノ実技及び弾き歌い・音楽理論・小論文の試験に合格する ②音楽療法的臨床経験を提出 ③必修講習会受講(約2年半) 試験に必要な条件 ・必修講習会の講座修了 ・医学・心理学・福祉・教育18単位取得 ・臨床経験5年以上(音楽を使用した臨床経験2年を含む) ・学会参加・研究発表・スーパービジョンの受講 ④面接試験 ⑤音楽療法士資格取得

2-5. 協議会認定音楽療法士

「協議会認定音楽療法士」は、全国音楽療法士養成協議会認定の音楽療法士であることを証明する資格です。 協議会認定音楽療法士は、音楽療法の専門的知識や演奏技術により対象者のストレス軽減を図り、よりよい生活につなげるようにします。 資格取得後は、福祉施設・病院・音楽関係・教員・保育関係・一般企業などで音楽療法士として活躍できます。

2-5-1. 協議会認定音楽療法士資格の取得方法

協議会が認定する大学・短大で決められた単位を取得することで、資格の取得が可能です。 社会人の場合は、「長期履修学生制度」を導入している認定校で、働きながら正規の学生として学ぶことができます。 「長期履修学生制度」には在学年限がなく、授業料は履修科目毎の設定です。

3. 音楽療法資格取得者の口コミ

音楽療法資格取得者の口コミをご紹介します。 資格取得で仕事に活かせたり、生きがいを見つけたりと、音楽の持つ力を体感できているようです。 テキストに真剣に取り組みました。楽器は、邦楽器とピアノを習得していたので、今まで学んできたメロディを、理論的に整理するような気持ちで学びました。自分自身が癌になり、一時は余命宣告も受けました。 自身の体験から、それまでとはまた違う角度から音楽に触れるようになり、闘病後には病院のロビーコンサートに参加したり、デイサービスなどで、講座をひらいています。もっと広く、深く、この活動と取り組みたいと思い、資格をとりたいと思いました。
引用:「メンタル心理ミュージックアドバイザーW資格取得講座」 この方は通信講座を受けることで生きる喜びを得られたようです。 学生をしながらの資格取得は正直不安ではありましたがテキストの丁寧な説明、練習問題などを通して短期間でも覚えやすくなっていたため、約2ヶ月で資格取得ができました。福祉関係に勤めていますが、今までピアノの伴奏に合わせながらただ歌っていたのが、鈴を使ってリズムに合わせたり、テンポを変えてみたりと音楽の持つ力をさらに引き出す事ができるようになったと思います。 引用:「メンタル心理ミュージックアドバイザーW資格取得講座」 資格取得で仕事に音楽療法の力を活かせ、より一層やりがいを感じられます。 目標達成!うれしいです。わかりやすい教材でした。自分のペースで進められたのがありがたかったです。 高齢者・障碍者の方々への音楽ボランティアを続けて、音楽療法の効果なども感動的に体験してきましたが、資格を取るには時間と費用が掛かりすぎるため、単発講習などを受講しながらスキルを維持してきましたが、やっぱりきっちり資格を持っていたいと一念発起しました。音楽を通して自己実現のお手伝いをしていきたいです。音楽・ダベリングのたまり場を月1回ペースでスタートしました。高齢者施設訪問・障碍者施設訪問で参加者の笑顔と感動の涙をご褒美に、これからも続けていきたいです。 引用:「メンタル心理ミュージックアドバイザーW資格取得講座」 資格取得により人に喜んでもらえることは、自分の生きがいにもつながります。

4. 音楽療法資格取得後の関連職業

音楽療法資格を取得すると、病院・リハビリテーションセンター・高齢者福祉施設・障がい者福祉施設・特別支援学校など、さまざまな場所で活躍できます。 認知症などにも効果が期待できる音楽療法は、福祉関連・医療関連などさまざまな医療機関でも役立つ資格です。 音楽療法関連の仕事に就きたい場合は、早めの学習をして知識を身に付けましょう。

4-1. メンタル心理ミュージックアドバイザー

「メンタル心理ミュージックアドバイザー」は、福祉や医療の現場で働き、カウンセリングなどにより相手の精神状態に合った音楽療法をアドバイスします。 相手のメンタルにあわせて対応する力が求められるため、高いコミュニケーションスキルも必要です。 音楽は生理的なものであり、人によって感じ方が異なるため、マニュアル通りの接し方で仕事はできません。 常に新しい知識を取り入れ、学びの精神を持つことが重要です。

4-2. 音楽療法インストラクター

「音楽療法インストラクター」は、自宅・病院・仕事場などで音楽を使ったメンタル保護やカウンセリングをするほか、音楽療法講座で講師としても活躍できます。 音楽療法インストラクターは、対象者にアドバイスすることが必須なため、知識をそのまま出すのではなく自分の言葉でかみ砕いて伝える力も必要になります。 精神的なケアを必要とする方を音楽で癒すため、音楽療法インストラクターとして、音楽に関するさまざまな提案をすることが求められるでしょう。

4-3. 音楽療法士

「音楽療法士」は、介護・病院などで音楽を使って心身の問題と対面し、リハビリをサポートする仕事であり、働く場所は「病院」「在宅」「高齢者施設」「障がい者施設」「特別試験学校」などです。 病気や障がいを持つ方・高齢者に対し、音楽を聴く、または奏でるなどのプログラムを実施することで、不安やうつを和らげたり、認知・運動機能の維持・改善をサポートしたりします。 音楽療法士は国家資格ではありませんが、専門性の高い仕事でニーズは年々高まっており、特に福祉分野・療育分野で必要とされてきています。

4-4. 精神科医

「精神科医」は、病院・クリニックなどでメンタルケアをする仕事ですが、音楽療法のスキルも精神科医の仕事に役立ちます。 音楽療法はさまざまな精神科治療に取り入れられてきており、うつ病・ストレス障害・認知症などの患者さんへの治療効果が期待されている分野です。 医学の勉強にあわせて音楽療法のスキルを磨くことで、より多くの方のメンタルをサポートできるでしょう。

5. 音楽療法資格の収入について

音楽療法資格の収入は、音楽療法士だけを見ると介護職員の給料と同じぐらいです。 欧米では広く認知され専門職としての仕事が可能ですが、日本では専業で雇われることが難しく、医療や介護の現場で働きながらスキルを活かす形がほとんどです。 医療・介護・リハビリ関連の国家資格をあわせて取得することで、給料がアップする可能性もあるでしょう。 また、音楽療法士には地域のサークルやNPOなどでボランティアとして働く方もいます。 ボランティアで経験を積んだ後に有給の職場に就職するのも1つの方法です。

6. まとめ

音楽療法は医療・福祉・介護などのさまざまな現場で実施され、リラクゼーション効果やストレスの軽減、歌うことによる身体機能・精神機能の改善など効果が期待できます。 音楽療法資格の取得により、音楽療法の正しい知識を習得でき、病院・介護施設・老人ホーム・発達障がい児の支援センターなどで音楽療法に携わる仕事で活躍できるでしょう。 音楽療法資格には専門的なものから通信講座で短期取得できるものまでさまざまです。 専門的な資格は学校に入り直すなど、条件が厳しい場合もありますが、通信講座でしたら時間・場所にとらわれずに音楽療法の勉強ができます。 興味のある方は問い合わせしてみてはいかがでしょうか?