いま、大人の「学び直し」が注目されています。
あらたな資格の取得も、学び直しの1つです。
介護食作りインストラクター資格を取得すると、介護職のスキルアップや家族の介護食作りに役立つなど、活躍の場が広がります。
こちらでは介護食作りインストラクター資格について、活用できる職業や資格の取得方法などを紹介します。
介護現場や家族の生活に役立つ、高齢化社会に求められる資格です。
かめない、うまく飲み込めないと言う悩みを持つ高齢者はたくさんいます。
高齢者の食の問題は年々増加しており、特に多い事故が誤嚥(ごえん)です。
また高齢になると、一般的に食事の摂取量が少なくなり、栄養不足となります。
介護食とは、そのような状態でもうまく食べられるように調理方法や柔らかさ、形状などを工夫した食事です。
介護食は、高齢者の健康維持に欠かせません。
高齢化が進む日本では、高齢者の健康を支える介護食の需要が伸びています。
こういった介護食の役割や、作り方に関する基本的な知識を持っていると証明されるのが、介護食作りインストラクターの資格です。
資格保有者は介護業界を始め、幅広いフィールドで活躍できます。
例えば、以下の内容が挙げられます。
また、資格取得後は「日本インストラクター技術協会合格認定証」が発行されるので、十分な知識や技術スキルを習得していることがアピールできます。
介護食作りインストラクターとして、自宅やカルチャースクールで講師としての活躍も可能です。
介護食作りインストラクター資格を取得するには、2つの方法があります。
1つは、日本インストラクター技術協会が実施する資格検定試験を受験する方法です。
もう1つは、通信講座を受講する方法があります。
通信講座は資格検定試験免除のコースも選べます。
まず、こちらが介護食作りインストラクター資格検定試験概要です。
受験料 | 10,000円(消費税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
申込方法 | 日本インストラクター技術協会の申込ページより |
現在、試験は2ヶ月ごとに行われており自宅で受験ができます。
受験資格は特に設けられていないので、学習の場は自由に選択が可能です。
ただ、教材選びに迷うかもしれません。
次に、通信講座を受講する場合を紹介します。
講座を開講しているのは、「SARAスクールジャパン」と「諒設計アーキテクトラーニング」です。
どちらの講座も、隙間時間を活用して効率よく資格取得できます。
通信講座を受講すると、短期間で効率よく資格取得が可能です。
試験内容に沿ったカリキュラムを採用しているため、資格試験対策として有効で、的を絞った学習ができるでしょう。
以下が、介護食作りインストラクター資格を取得できる通信講座です。
どちらの講座も資格試験が免除されるコースがあります。
試験が免除されるコースの選択により、最短2ヶ月で資格取得が可能です。
「諒設計アーキテクトラーニング」のカリキュラムは、1日30分程度の学習で初心者でも約6ヶ月で無理なく習得できます。
講座のテキスト、問題集や添削課題は、全てプロの先生によって監修されているので、初心者の方でも安心です。
こちらが、初期費用を抑えたい方向けの基本講座です。
対象となる資格 | 介護食作りインストラクター介護食マイスター |
受講料 | 59,800円分割3,300円× 20回(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回 |
基本講座は、テキスト、問題集や模擬試験などの教材と、添削5回分がセットです。
学習の後、自分で検定試験を受ける必要があります。
もう1つは、すぐに資格を取得したい方や、確実に取得をしたい方向けのスペシャル講座です。
対象となる資格 | 介護食づくりインストラクター介護食マイスター |
受講料 | 79,800円分割3,800円× 24回(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
基本講座の内容に卒業課題1回分がセットで、卒業課題の提出にて資格取得が認定されます。
卒業課題1回の提出で、介護食作りインストラクターと介護食マイスターの2つの資格が同時に取得可能です。
資格試験対策の学習は必要ありません。
すぐに資格を取得したい方は、スペシャル講座を選ぶと良いでしょう。
「SARAスクールジャパン」の介護食作りインストラクター講座は、初心者でも無理なく理解できるわかりやすい内容です。
テキストや問題集、添削課題は全てプロの先生によって監修されています。
こちらもコースは2つあります。
初期投資を低額で済ませたい方向けの基本コースの内容です。
対象となる資格 | 介護食作りインストラクター介護食マイスター |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回 |
基本講座は、テキスト、問題集、模擬試験などの教材と、添削5回分がセットです。
学習の後、自分で検定試験を受ける必要があります。
もう1つが短期間で確実に資格を取得したい方向けのプラチナコースです。
対象となる資格 | 介護食づくりインストラクター介護食マイスター |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
基本講座の内容に卒業課題1回分がセットで、卒業課題の提出にて資格取得が認定されます。
卒業課題1回の提出で、介護食作りインストラクターと介護食マイスターの2つの資格が同時に取得可能です。
資格試験対策の学習は必要ありません。
短期間で資格を取得したい方は、プラチナコースを選ぶと良いでしょう。
2つの講座とも、資格試験免除のコースを選ぶと、介護食マイスターの資格も同時に取得できます。
介護食マイスターは、日本安全食料料理協会の認定資格です。
資格を取得すると、介護食についての基礎知識、経管栄養や流動食などの知識を有していると証明されます。
資格取得後は、介護食マイスターとして福祉施設などで活躍できます。
介護食作りインストラクターと合わせて、名刺や履歴書に記載できる人気の資格を、2つ同時に取得できるのは大変な魅力です。
高齢者の笑顔と健康を支える仕事をしたいと言う方や、好きな料理を仕事にしたいと言う方は、介護食の資格を取得すると自分らしい活躍が可能です。
高齢者施設や訪問介護の現場はもちろん、インストラクターとして自宅やカルチャースクールで講師活動もできます。
広く活躍する自分の姿を想像して、検定試験の内容を確認したり、通信講座のホームページを検索してみて下さい。